Mary Christmas☆
雪がチラつく寒い一日でした。
毎日、もちつきして、発送作業に追われる日々です(・・;)
年末まで忙しさはピークです・・・
でもお仕事があるのはありがたいことです。
日々に感謝♪
先日、わが地区の集会所で新潟大学の野中教授と茨城大学の中島教授がいらして原発事故後の取り組みについてお話していただきました。
わが地区の米の数値が最大でも17㏃という結果になりました。
耕した野菜についても同様に不検出です。
そういう中で2年近くにわたり東和地区、布沢集落の水田、用水、稲、大豆の調査をすすめてきました。
中島先生の言葉
「福島の奇跡」
原発事故では食べ物の放射能汚染が心配されました。事故の時に畑にあった作物は強く汚染されましたが、その後田畑を耕し種を播いて育てた作物からは放射能はほとんど検出されないという驚くべき状態が作られてきました。田畑の土には事故によって放出された放射能が含まれているのに、その放射能が作物にはほとんど移行しないのです。作物は「土の力」に守られたのです。私たちはこれを「福島の奇跡」と呼んでいます。
このことは農家にとっても、これからに希望を見出す一歩ではないかと思います。
また、放射能は未だに「ある」のは事実ですがその中で暮らす工夫が大事です。
消費者に話す、伝える、理解してもらう・・・
様々な努力も、もちろん必要です。
そういう事が今も現場で行われていることを多くの人に知ってほしいです。
福島県有機農業ネットワークのHP
しかし、残念なことに来年度も南相馬市は米の作付を市全体で見合わせることを発表しました。
3年連続で米を作付しないということにとても残念です。
農地は荒れます。
除染や賠償などの問題がある中、どう対策し、農業ができるのか・・・
複雑な問題だと感じます。
今、農地を耕せる身にとって、今できることをしっかり守っていくことです。
今日もありがとうございます。
素敵なクリスマスを