こんにちは!いじめられっ子体質改善トレーナーのNaokoです。
前回のブログは「人でも動物でも無意識のうちに相手との距離感を測っており、自分はどこまで相手に甘えられるか(相手の境界に入れるか?)を絶えず探っている」という言葉で終わりました。
私自身のことを書くと、何となく子供の頃から性善説を信じていたようなところがあり、「周りの人はきっと良い人たちだろう」と無意識に考えていたように思います。要するにのんびりしていたわけで、世の中に自分を利用したり、隙あらば危害を加えてやろうなどと思っている人はいないだろうと漠然と考えていたのです。ですが、当然世の中そんな善人ばかりではないわけで(苦笑)
余談ですが、私は1年ほど保育園で働いていたことがあります。短い間ですが、子供(1歳児と2歳児)が多かったのでいろいろな子供を見ることができました。
子供のうち1/3は言って聞かせれば分かる「お利口さん」です。→人間
別の1/3はいわゆる言っても聞かない「普通の1,2歳児」です。→動物(この年齢の子どもはとてもかわいいですが、理性が効かない、本能に従って動くところから、動物に分類しています。しかし、私はこれが年齢相応の普通だと思っています)
残りの1/3は相当手のかかる大変な子供たち。→野獣に分類されるくらい大変。いわゆる「かなり元気の良い子、手のかかる子」です。
そして、ほんの少しですが野獣の上をいく「危険な猛獣」レベルの子もいました。常にハーネスをつけて目を光らせておかないと、ほかの子を傷つける恐れのある子で、同じ保育室で保育するのが危険なレベルの子です。
上に挙げた「人間」以外の子は、「境界を越えて侵入してくる可能性がある」子たちです。
それが良いとか悪いとかではなく、世の中それくらいはそんな子たちがいるので、「境界を越えられないように意識しておく必要がある」と言いたいのです。
私のように、「周りの人は良い人たち」とポケっとしていると、やられて嫌な目に遭います。
いじめられやすい子供たちは、ここの認識が薄いのかもしれません。
周りの人間の半分くらいは、その子の都合に合わせて自分にあれこれ要求したり、利用しようとしたりするものなのだ、と認識しておけば、それに備えることができます。小学生、中学生であっても「やめて」とか「いやだ」くらい(口で言うだけ)では引き下がらない子もいます。
そんな時に効果的なのが「雰囲気で押す」ことなのです。
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