こんにちは。
いじめられっ子体質改善トレーナーのNaokoです!
今日の内容は「優しいだけではダメ!」というお話です。
いじめられっ子体質のお子さんは、真面目で優しい子が多いです。
他にも純真な子、怖がりさんなどです。
また、自分の意見が絶対正しいとは思っておらず、他の人の意見も聞かないといけないと思っているお子さんがやられやすいです。これは、大人も同じです。
親は子供が生まれた時に、誰でも「優しい子に育って欲しい」と願うと思います。
優しいのは大変良いことですが、そうであるがゆえに、いじめっ子にターゲットにされることは何としても避けなければなりません。
優しい良い子(人)であるが故に理不尽な目に遭うような世の中は間違っています。
ですが、そういう嫌なヤツがいることも厳然たる事実なので、そんな輩への対応策を身につけることは非常に大切です。
優しさと「弱さ」、「防衛する力のなさ」がくっついていてはいけません。
嫌なことをされたのに
「世の中色んな人がいるから…(←よく聞くセリフ)」
で終わらせてはモヤモヤは解消しれないでしょう?
何もやり返せないまま、自分の非力さは見ようとせず、「時が経てば忘れるさ…」でやりすごすのはあまり良くありません。
何かされても反撃しない優しい子は、いじめられる側からすると、何をしても反撃される心配のない「安全な子」です。
いじめっ子はそんな子をターゲットにします。
ドッジボールを例に挙げると分かりやすいと思います。
誰かがあなた目がけてボールを投げてきたら、普通は避けるかボールを受けるかします。
しかし、いじめられっ子体質の子は、ボールを当てようと狙われても、受けようとも逃げようともせず、突っ立ったままの状態だと思ってください。
これでは、攻撃側にターゲットにされるのは当然ですね?
ボールを当てやすい子に当てようとするのは自然な流れです。
ここは、トレーニングをしてうまく避けたり飛んでくるボールをしっかり受け止めたり、投げ返したり出来るようにしたいものです!
「アイツをねらっても、よけられるし、ボールを取られたらこっちが狙われるから、簡単には標的にできない」と相手に思わせられたら大成功です。
いじめてくる相手への対応も1つのスキルで、ボールを受けたり投げたり、逆上がりや側転と同じようなものだと思ってもらえればいいです。
ちょっとした理論と少しのスキルを学べばいいのです。こちらはそんなに難しくはありません。
難しいのは自分の気持ちに目を向けることでしょう。
しかし、これも子供のうちだと心が柔軟なので、大人ほどは時間もかかりません。
それと、自分のパターンを修正していくことです。
こちらも子供にとってはちょっと難度が高いことです。自分を客観的に見ることが子供には難しいからです。
ですので、是非保護者の方と一緒になって取り組んでいただきたいのです。
是非親子で 「突然人格変わりました作戦」
の練習に取り組んでみてください。
うまくやれるようになると、お子さんはみるみる自信がついて、明るい表情になってきますよ(*^^*)
