意地悪なことを言われた時に「は?」と言い返すことを少しずつマスターしてきた息子(ポチ)が、先日こう聞きました。
「『は?』って言った後はどうするの?」
「その後はしばらく沈黙するんだよ。表情は『なにコイツ…ムカつく…』って感じでね。気まずい雰囲気を漂わせるんだよ。」
「あ、なるどね~!」
この流れはこれまでにも何度となく説明してやらせてもいたのですが、なかなか頭の中で結びつかなかったようです。
自分のパターンにない動きは、言葉で言われてもなかなかやれないものです。自分の中でピンと来ないのです。
人は誰でも気まずい雰囲気は苦手です。空気を読むことに長けている現代っ子(親の世代もそうですね)は、この状態に長くは耐えられません。
実際に相手を殴ったりせずとも、同じような効果は十分にあります。
しょっちゅうからかってきたり、嫌味を言ってくる相手を牽制する効果は抜群です!
こちらが相手に悪い言葉を言い返すわけでもありませんし、やることは常に同じなので、いちいち考える必要もありません。
これが少しずつ言えるようになってきたポチは、友達からからかわれることが減ってきて、笑顔が増えてきました。
自分の力で相手の攻撃を牽制できるということが少し分かってきたので、自信がついてきたのです。
少しずつですが、もっと上手くなっていってほしいです。
そして、ポチは最後にこう言ってくれました。
「今はまだお母さんに助けてもらってるけど、いつかはちゃんと自分で攻撃を防げるようにならないとね!頑張るよ(ง •̀_•́)ง」
そうだよ、ポチ。
その気持ちが大切なんだ。
自分で変わっていこうと意識し始めた時から人は少しずつ変わっていけるんだから。
これからの変化を楽しみにしているよ~(*^^*)