ちょうど今朝NHKのあさイチで性的虐待の特集がありましたので、それにちなんで書いてみます。
一口に性的虐待と言っても、些細なものから深刻なものまで様々、という内容でした。
男子のズボンおろしや、スカートめくりも性的虐待になるんじゃないの?とゲストが話していましたが、日常的にふざけてやったことでも、される側が嫌だと思えばそれは性的虐待と言えると思います。
さて、これは私が中学生の頃のお話です。
以前にも書きましたが、私もずっといじめられっこ体質でした。小学生の頃から私に意地悪をしてくる子は何人かいましたが、その中の一人(K美)がある日、手下のYちゃんを使って私のスカートをめくらせようとしてきました。
私は「やめてよ!」と言い続けましたが、Yちゃんはやめません。
K美は「めくって!めくって!」と執拗に言って楽しんでいます。自分の手は汚さず、人にやらせるK美に心底腹が立ちました。こんな命令を受けてスカートめくりをするYちゃんもYちゃんですが、彼女も楽しんでいるのです。
私の我慢も限界に達した時に私の右ストレートがK美のほっぺたに飛びました。
K美はちょうど教室の後ろから1/3くらいの所にいたのですが、私のパンチを受けて、後ろの棚まで吹っ飛びました。
断っておきますが、私が人を殴ったのは後にも先にもこれっきりです。
クラス中がシーンとなり、みんなの視線が集まりました。
私はみんなからの注目を浴びるのが何より苦手です。目立つのが嫌いなのです。だから、相手と言い合いも極力したくありません。
そしてそれが強力なブレーキとなって人とぶつかることを抑えていました。(だから、いじめられていた)
しかし、この時ばかりは私の防衛本能のほうが先に動いたいたようです。
これ以後、K美は私に意地悪をしなくなりました。
痛い目に遭って懲りたようです。