日本一運行本数レベルの仙山高速バス(10)仙台→山形 | ゆのブログ

日本一運行本数レベルの仙山高速バス(10)仙台→山形

ゆのです 仙台駅前から山形自動車道経由で山形駅前まで来ました 次に「仙台-山形線 高速バス」についてです

(2023年10月3日撮影)

山形駅前の降車専用停留所です 宮城県の県庁所在地である仙台と山形県の県庁所在地である山形とを結んでいる。

通勤・通学での利用が多く、2019年(平成31年/令和元年)度の輸送人員は年間およそ170万人にのぼり、朝ラッシュの午前7時前後には最短4分間隔で運行している[1][注釈 1]。また、山交バスの乗合バス事業での売上の約2割は当路線が占めている

2021年4月1日現在、1日平日80往復、土日祝66.5往復(山形→仙台67本、仙台→山形66本)。日中は毎時3 - 4本程度であるが、平日朝6時30分から朝7時30分にかけての山形発は13本運行される(最短4分間隔)[6]。

山形からの利用者に配慮し、平日朝の山形発、土日祝夕方の仙台発の便が多い。

元日は9時から22時まで概ね30分~1時間間隔の1日26往復の運行となる[6]。

仙台と山形を結ぶ都市間バスは、山形自動車道の開通前から笹谷トンネル経由の特急バスとして運行が行われてきた。

仙山西線(羽前千歳 - 山寺間)が開通する3日前である1933年(昭和8年)10月14日、山形交通自動車商会が関山街道(作並街道)経由で作並温泉までのバスの運行を開始した[19]。作並温泉にて、1920年(大正9年)から運行を開始していた仙台と作並温泉の間のバスに乗り換えることで、バスによる仙山連絡が可能となった[19]。

2000年前後から、仙台市と福島市との間の旅客運輸で、既存高速バス共同運行グループ、JR東日本、そして規制緩和に伴う新規参入のバス会社の3者による三つ巴の旅客争奪戦が繰り広げられたそうです

2003年(平成15年)12月、仙台 - 福島で新規参入のバス会社が同士で共同運行を開始すると、輸送力に余裕の出た富士交通が、仙台 - 山形間でも2004年(平成16年)2月から運行開始すると表明、対抗して既存共同運行グループが2004年(平成16年)1月から大幅増便し、JR仙山線を含めた3者による熾烈な運賃値下げ・増便競争が仙台 - 山形間でも始まったそうです

この2路線の旅客争奪戦により東北地方の陸上交通は再編され、仙台を中心とした高速バス路線網が整備されて仙台の商圏が拡大し、広瀬通一番町バス停があるぶらんどーむ一番町はブランド街化が進みました

その後両路線での消耗戦により、2004年11月9日を最後に新規参入のバス会社が仙台 - 山形間の運行から撤退し、それに伴い仙台 - 福島間では最盛期の半分以下の便数にまで落ち込んだが、仙台 - 山形間は既存共同運行グループによる増便が推し進められ、現在では旅客争奪戦が繰り広げられた時代よりも多くの便数が設定されているそうです

既存共同運行グループでは定期券も販売されており、通勤・通学路線、ショッピング・観光路線として仙山線の利用客を奪い、仙山線は仙台駅 - 愛子駅間の近郊輸送主体のダイヤとなっっているそうです

その並行する仙山線は、1994年9月の災害による仙山線の長期運休も影響しているそうです この際JRは仙台 - 山形間でノンストップの代行バスを運行したが、当路線の方が運賃が安かったとされています しかし、「青春18きっぷや北海道&東日本パスなどのフリー乗車券」があれば仙山線に乗車した方が1時間30分ほど掛かるんですが、運賃面では有利では無いかと思われます

今回は「既存の鉄道より高速バスが優った」仙台-山形線の高速バスでした

(Wikipediaより引用)