終着駅なのにスイッチバックした駅 長野電鉄 湯田中駅 | ゆのブログ

終着駅なのにスイッチバックした駅 長野電鉄 湯田中駅

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ゆのです 過去記事にて湯田中駅を訪れた事についてはページ化していなかったので「今だからこそ」と思いました

 

(2019年4月10日撮影)

こちらは湯田中駅です 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏にある長野電鉄長野線の駅で同線の終点かつ標高599.76mで同社線の最高地点に位置します

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、有人駅であります 駅舎には駅務室・待合室・観光案内所などがあり、自動券売機(タッチパネル式2台)が設置されています 一時駅業務は長電タクシーに委託されていたが、のちに直営に戻されています

列車到着時には「美わしの志賀高原」(作詞:西沢爽/作曲:古賀政男/歌:岡本敦郎)がホームに流れる一方、発車時には通常の発車ベルが鳴動します

以前は2面2線の相対式ホームを持っていました(ただし通常は現駅舎側の2番線のみを使用していた)2面2線時代は平坦な場所にあるホームに3両編成の列車を入れるために、駅の奥にある県道の踏切を乗り越え、かつ約200mの延長線を走ってからスイッチバックをして入線するという珍しい駅でした これは、駅が40‰の勾配を登りきった所にあって、信州中野方へ平坦な場所でホームを延長することが困難であり、また、そのままでは駅の奥にある県道の踏切に先頭車がかかったためであります なお、2両編成ならそのまま入線しても全長がホームにかかったためスイッチバックは行われなかったそうです

こちらにスイッチバックした踏切があったところですね

2006年に行われた大規模改修工事(期間中は区間運休となりバスで代行輸送)により、このスイッチバックは解消され、ホームは現在の構造となり、駅の奥の踏切と約200mの延長線も廃止された。スイッチバック廃止の理由は、同年12月9日に営業運転を開始した1000系電車の運転席が客室上部に位置する構造のため、運転士の移動に時間がかかり、スイッチバック方式の駅への乗り入れが困難であったからである。

旧1番線側に「湯田中駅前温泉 楓の湯」(日帰り入浴施設)があり、同施設の休憩室の窓からはホームを見渡すことができます「楓の湯」に隣接して旧駅舎を活用した「楓の館」があり、休憩所として利用することができます

駅前には足湯も存在し、駅周辺には湯田中温泉や新湯田中温泉などの湯田中渋温泉郷の温泉が広がっています

今回は湯田中駅についてでした

(Wikipediaより引用)