こんにちは乙女のトキメキ

心理ライフデザイナー☆Yunoですニコニコ

 

 

 

今日も前日の続きからになるので、

まだ読まれていない方は順番に

こちらからお読みいただけます。

↓  ↓  ↓

 

 

 

 

 

本当に体験した怖い話

 

 

 

 

車を再び発進させてからの彼は

明らかに正気の沙汰ではなく

まるで幻覚を見ているかのように

 

 

 

後続車などいない道で

後ろから白のオデッセイが

追いかけてきていると言って

命の危険を感じるような

猛スピードで公道を駆け抜けたり

 

 

 

更には、

 

 

 

複数の男達に回されるのと

自分とやるのとどっちがいいのか

という究極の選択を私に迫るなど

恐怖の極みとも言える時間だったんだあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

生きた心地がしないとは正にこのことで

あまりの恐怖に錯乱状態となった私は

泣き叫び、

どうにか車から降ろしてもらえるよう

彼に懇願し続けたの。

 

 

 

それでも彼は、

 

 

 

泣いても無駄だよ

 

 

 

と泣き叫ぶ私を一蹴するかのように

こちらの要求をまったく

聞き入れる様子はなく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

一度は偶然にも

自宅のある住宅街を通過し

見慣れた景色の一瞬の安堵感に

僅かな希望すら感じたのだけれど

 

 

 

その見慣れた景色を通り過ぎ

だんだんとまた

別の方角へと遠ざかっていくごとに

言いようのない不安に襲われたんだ不安

 

 

 

 

 

 

 

 

次に向かった先は

市街地とは逆方向にあたる

田舎方面。

 

 

 

そちらは夜景が望める

夜景スポットと言われる山があり

車がそちらの方向を向いて

走っていることが分かると

今度は絶望感でいっぱいになって

 

 

 

もう私は

このまま山へ連れて行かれ

この人に強姦されてしまうのだと

完全に悟ったの汗

 

 

 

逃げられる術はもう

何ひとつ残されていない悲しい

 

 

 

そう思ったら

抵抗する気力も既に無くなって

自分の置かれた状況を

ほとんど諦めかけたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところがその瞬間、

何故だか急に

閃きが起こったのひらめき電球

 

 

 

〝あっ、そうだ!

確かこの先に

コンビニがあった筈〟

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその後

咄嗟に口を突いて出た言葉が、

 

 

 

ねぇ、

じゃぁせめて

コンビニにゴム

買いに行こうよ

 

 

 

まさか私自身

そんな発想が突然

浮かぶとも思っていなくて

そのナイスアイディアに

自分でもびっくりだったのだけど、

 

 

 

〝もし上手くいけば

彼はコンビニに寄ってくれて

そこでもしかしたら

逃げられるかもしれないひらめき電球

 

 

 

そう思った私は

その最後の可能性に

一縷の望みを賭けたんだお願い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、

 

 

 

なんと私の思惑通り

彼は何の疑いもなく

コンビニの駐車場へと入り

車を停車させると

 

 

 

私をまた車内に残して

彼はひとり車を降り

コンビニの中へと入って行ったの。

 

 

 

その姿を見届けた瞬間、

私はこの一瞬のチャンスを

今度こそ逃すまいと急いで車を降り

ひとまずコンビニの裏手へと廻ったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしたら、

 

 

 

ちょうど店員さんのいる

レジ裏の上部が

透明のガラス窓に

なっていることに気が付き

 

 

 

私はその店員さんに向かって

外から必死に

ドンドン!!とガラス窓を叩いて

助けを求めたのグーハッ

 

 

 

店員さんは直ぐに

私の存在に気が付いてくれて

〝今すぐ外に来ておいで

ジェスチャーをする私の元へ

急いで駆けつけてくれ、

 

 

 

手短に私が事情を説明すると

外に置いてあったお店の物置きの中へ

ひとまず私を避難させ

外から施錠をかけてくれたんだカギ

 

 

 

真っ暗で辺りは何も見えず

外から聞こえる物音に警戒し

彼に見つかるのではないかと

緊張で胸の鼓動が高鳴るなか

静かにそこで身を潜めることに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして

買い物を終えた彼が

車に戻ってきたのか、

 

 

 

駐車場の方から

威嚇するようにアクセルをふかし

ブンブンと音を立てているのが

こちらの方まで聴こえてくると

 

 

 

おそらく助手席から私が

消えていなくなっていることに

腹を立てているであろうことが

直ぐに分かったのひらめき電球

 

 

 

体感的に15〜20分くらいと

けっこう長い間、

駐車場の方からアクセルをふかす音が聞こえ

その間私の緊張感も半端なかったのだけど

 

 

 

彼はようやく諦めたのか

駐車場から車が去っていく音がすると

先程の店員さんが物置の施錠を開け

私を救出しに来てくれたんだお願いキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

店員さんはそのまま

私を店内のバックヤードへと案内し

これまでの長時間に及ぶ恐怖で

全身がガクガク震える私を

まず椅子に座らせ落ち着かせてくれ、

 

 

 

パンや飲み物を手渡されると

優しく話を聞いてくれたり

警察に通報する場合は

店内の防犯カメラが証拠として

残っていることなど

 

 

 

高1当時の私から見て

おそらく大学生くらいのお兄さん

といった感じの優しい店員さんが

とても丁寧に対応してくださったのおねがい

 

 

 

 

 

 

 

 

あのときの店員さんには

本当に感謝でしかないし

 

 

 

あの日の出来事は

一歩間違えばニュースになるような

出来事だっただけに

 

 

 

運よく助かったことが

今思い返しても

まるで奇跡のようで。。。スター

 

 

 

 

 

 

 

 

思わぬ出来事が招いた

「本当に体験した怖い話」

 

 

 

今日まで3日間に渡って

お届けして参りましたが

これにて完結となりますウインク

 

 

 

連日の長文に

お付き合いくださり

ありがとうございましたお願いキラキラ

 

 

 

 

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