カキダシ | 思いの坩堝

思いの坩堝

モノカキになると誓った元単身赴任会社員の文章修行場です!

ほとんど大多数の人間が、翌日訪れる逃れられぬ現実を思い浮かべため息をついているか、意識的に考えないようにしているかする時間帯、僕はどこかねばつくような雨の中、そこへ向かって車を走らせていた。スピーカーからは、かかかと笑う高齢の噺家と、無理くり若者代表の立場に立たされた、まだ殻もとれていないひよこのような女性とが、噛み合っているのかいないのかわからないような会話を続けていて耳が離せない。
「おれなんかおめぇ、いやぁおめぇなんていっちゃあわりぃやな、お前さん、化石みたいなもんだからよぅ、」

***
ああ、もう、村上春樹がなんで走るのか、今、わかった気がする。
文章を書くこと自体がマラソンのような長距離走に近い行為なんだ。使う部位こそ違えども。
ただの伝達ではないのだ。微妙なニュアンスをどこまで追求できるのかが問題なんだ。ぼんやりとしたあるいは緻密な設計図に沿って、気の遠くなるような一歩一歩を積み重ねることでしか、ゴールに辿り着く方法などないのだ。 


現在応募が終了し、ブクログスタッフによる一時審査中の模様です。
御用とお急ぎの向きでなければ、ぜひぜひご覧ください。

そして僕は大人になった


ついでにこちらもどうぞ^^2年前に描いた絵本です。
いずれ、絵を描き直そうと思っています。

ばいばい、もあもあくん


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