私の夢ストーリー② 〜父から学んだ職人としての誇りとは？

■父から学んだ職人としての誇りとは？

『私の夢ストーリー』を書いていると、
幼い頃からずっと叶えたかった夢が

どんどん甦ってくるのを感じます。

あなたは、誰かの料理で思い出の味はありますか？

私は父の握るお寿司以上に、

美味しいお寿司を

いまだに食べたことがありません。

函館近郊でとれる新鮮な魚介類

ツヤツヤふっくらのシャリを絶妙な力加減で握る職人技

全てが口の中で一体になる計算されつくしたバランス

小さな頃から職人の技や味を

身近に体験していた私は、

自然と料理の道を目指すようになります。

職人としての誇りとお客様第一の精神は、

幼い私にも十二分に伝わっていました

『家族のために料理が作りたい！』

そう思いたって、

小学生4年生の頃に初めて買った

料理の本がこちら

今でも大人気の『猫のダヤン』の

世界観溢れる料理本です！

この中に載っている

『チキンの赤ワイン煮』を

小学4年生で初めて1人で作りました。

使うのは、とりモモ肉、

玉ねぎ、マッシュルーム。

煮込み料理だから、材料を炒めたら、

赤ワイン等でコトコト煮込むだけ♪

台所はぐちゃぐちゃになったけど、

3時間かかってやっと完成しました！！

※写真はお借りしました

クリスマスに初めて家族に振る舞った夜...

『すごく美味しいよ！！』

『うん！旨い！！』

少し焦げたけど、

ニコニコ頬張ってくれる家族の姿が

嬉しくて嬉しくてたまらなかったのを

今でもはっきり覚えています。

料理は人を笑顔にするんだなぁ。

料理って、なんて素敵なんだろう！！

絶対料理人になる！！

お父さん、お母さんと一緒にお店がやりたい！！

それから、集め始めた料理本。

暇さえ見つけては料理やお菓子を作り、

家族や友達に振る舞っていました。

高校生の間はずっとお店の手伝いをし

接客を学びました。

働くのが楽しくて仕方ない！

この町で、父と肩を並べて

飲食店をやりたい！！

18歳の春...

夢の実現に向かって

調理師学校の門を叩いたのです。

あなたの叶えたい夢はなんですか？

〜続く〜

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