小さい頃、死後の世界ってどんなものなんだろうと考えては怖くて眠れなくなった。
もうちょっと成長した頃、嬉しくても楽しくてもどんなに感動しても苦しい思いをしても
自分が死んでしまったら、それは全部「無」になってしまうんだと思うと生きてるって事の意味が分からなくなった。
どうせ死ぬなら今死にたい。これからたくさんの素敵な事を経験したって、どうせ消えてしまうならむなしいじゃない。
だったら今死んじゃいたい、って思ってた思春期。
毎日死ぬことしか考えられなかった20代前半。
ガンになってから、価値観がグッと変わった。
普通に生活できる事がいかに素晴らしい事なのか、死への恐怖なんて意識せず毎日過ごせることがいかに幸せであったのか
世の中の「当たり前」が自分にとっても当たり前だったし
まぁでも今も、ちょっと周りの人と違うだけでなんら変わらない。変わってたまるかー!とも思う。
先日また私の大好きな人が亡くなった。
今わたしは、心から生きたいと思う。
何事も一生懸命に。
一生懸命ゆっくりして、一生懸命昼寝して
一生懸命食べて笑って、たまーにゆるーく仕事して
なにげない生活を一生懸命生きる。
おばあちゃんになるまで生きる!!
みんな一緒にね。
今、ガンや大きな病気を告知されて戸惑っている人も
手術を控えて涙を流している人も
追加治療頑張ってる人も
経過観察でいつもドキドキしてる人も
みんな一緒に(ノ´∀`*)