人間て今ある問題より さらに大きな問題が来ると 前の問題は何処かへいってしまうようです。
はっきりと覚えているのは 東日本大震災が来る前まで CO2の 削減に 国家プロジェクト とでも言うように 取り組んでいましたのを皆さんも覚えてらっしゃると思います。
エコカー補助金など CO2削減を推進する色々な 政策が組まれていましたし、テレビでも ヨーロッパでのCO2削減政策など よく紹介して国民の意識を鼓舞していました。
前の民主党の総理 鳩山総理は 世界に向かって 25% の削減目標を掲げました。 田原総一郎さんが「できっこない!」 と言っていましたが、とにかく日本全体が 地球温暖化に対する 一大プロジェクトのように進んでいたと感じていました。
アルプスの雪が毎年少なくなってきている とか 北極の氷が解け始めている とか 異常気象 とかテレビを見ながら 恐ろしいなー と思っていました。
又、自動車でも 電気自動車が 脚光を浴び 「高いなー でもこれからは 電気自動車の時代かなー」
などと思っていました。そして原発は クリーンエネルギーとして 揺るがぬ地位を占めていたと思います。
しかし今はどうでしょう? 事態はまったく変わってしまいました ほとんどの原発は使用されず、火力発電が 主な電力供給源となっていますし 電力不足も電力会社が盛んに訴えています。そして今は 地球温暖化はまったくと言っていいほど 話題に上ってこないように思います。
あの盛り上がりは 何だったのでしょう? もしCO2よる 地球温暖化が事実ならば 今もそれは続いて起こっているわけですし、消えたわけではありません。
しかし不思議と前のように恐怖を感じないのは 私だけなのでしょうか?