イルカの追い込み漁 キャロライン ケネディ駐日大使 懸念 とのニュースが話題となっています。もし 彼、又は 彼女とのデートの時このようなシビアな話題が出てきたら こんな考え方もあるのではないでしょうか との参考にしてみては いかがですか。
私もドキュメント映画の The Cove 入り江 を見ました。 和歌山県太地町での 伝統的なイルカ漁の方法で 沢山のイルカたちを 入り江に追い込み 出口をブロックして 閉じ込めたイルカたちを屠殺するというものです。
閉じ込められたイルカたちは 入り江内を旋回していました、そこへ漁師たちが いっせいに屠殺を始めるのです イルカたちのもがき苦しみ 海面を飛び跳ねる姿を見た時 「惨い!!」 と戦慄を覚えました。
海面が見る見るうちに 血で赤く染まっていきました。映画で見ただけで この惨さなのですから 生で自分の目で見たならどれほどの衝撃を受けるのでしょうか。
この悲惨な光景を見た人たちに「 これは日本の食文化なのでご理解いただきたい」 といっても理解してもらえるのでしょうか? イルカはアメリカのテレビなどで とてもフレンドリーな哺乳類として物語などにもなっていて 知能も高く イルカ同士で コミュニケーションもしていると言います。
ですからイルカは彼らにとって 親しみのある哺乳類なのだと思います、なので思い入れも強いのかもしれません。
私はこの映画を見た時 「惨い !!」 と思いました しかし、それは何もイルカに限ったことではありません。自分の目の前で 牛肉用に 牛が殺されても その断末魔のうめき声を聴けば「ひどい!!恐ろしいことだ」と思うに違いありませんし、豚でもそうでしょうし、鶏でも同じだと思います。鶏のブロイダリーなどでは一日に何百羽、もしかしたら千単位で 殺されています。
そう動物を殺すということは 恐ろしく 罪深い行為なのです。命あるものを殺すということは 惨く 可哀想で 罪の意識を強く感じる行為なのですし、また感じなければいけません。しかし、こうして人間は何千年も生きてきたのです。ですからこれは何も日本人だけの問題ではなく 人間全てに言えることです。
ですから、大切なことは 命の尊さに対し感謝して食べる気持ち、正に「いただきます」の精神が大切なのではないのでしょうか。