ここ数日 だいぶ気温も上がってきたので
夏掛けと 薄地の洋服 パジャマを持って 父の所に行ってきました。
毎度 エレベーターの扉が開く前は 深呼吸です^^;
スタッフさんの机の近くの定位置に
今日は 車いすに座っていました
相変わらず 母は ズカズカと近づいて行きます
私は そんな母の2~3歩あと・・・恐々です
母が声をかけると「お!」という表情 ~まだ誰なのか という認識はあるみたいで
そんな反応を 少し離れた場所から見て ホッとしました。
今日は落ち着いていて穏やか~食事もされましたよ と
(←不穏な時や 夜の不眠からの眠気で 朝の食事がとれないこともあると聞いています)
今日は表情も 穏やか でした。
もう 何を喋っているのか 言葉はほとんど聞き取れないし 意味不明ですが
よく 喋ってました ^^;
父が 何を喋っているのか判らないので
私は ふんふん とテキトーに相槌を打って聞いていますが
母は 一方的に 父に話しかけています(←マイペースです ^^;)
途中 トイレに行きたいと言って スタッフさんに連れて行ってもらって帰ってくるまで10分ほど
・・・尿意は判るようですが介助が必要
排泄介助 本当に大変です ありがたいです
自宅にいる時は あんなに嫌がって拒否していたけど 今はリハビリパンツです
精神科の受診について 看護師さんに聞いてみました。
薬の調節で 以前のような激高することは無くなったので 不穏なことは多いけれど
入院とか受診とか 今すぐ考えなくても いいかな と言われ
ホッとしました
入院すると 薬の連続投与になって寝てるだけになる可能性がある
まだ できることは してもらいたいし
なにしろ 笑顔が可愛いのでね~と言っていただき
自分の親が可愛いと言われることに 若干の違和感も感じながら
手間をかけているにも関わらず そう言って受け止めてくれていることに
ただただ 感謝です
薬も 粉薬を水で溶いたものを スプーンで一口づつ入れてもらってました
食事は隣にいて見守ってもらって まだ自分で食べているようです
でも食べこぼし汚れ防止のエプロン(よく子供が使っているものの大人Ver)使っているようです
車椅子になっていたので
歩けなくなりました? と聞くと
不穏な時は 相変わらず歩き回っているそうですが ←><
トイレとか 移動の時は 車椅子を使っている とのこと
母が 父の服のことを とっても気にするのです
「まだパジャマを着ている」「暑くなってきたのに冬物のポロシャツを着てる」ETC
スタッフさん曰く
「本人には着るものの概念が無くなってきているので あるもので対応している」
「着脱がしやすい前開きの 少し伸びる素材が助かる」
あ~そう言えば 父が色々できなくなってきた時に
母が 着るものが もう滅茶苦茶で ・・・と よくこぼしていたのを思い出しました。
一番顕著に見えてきた認知の衰え 最初が衣服に関してでした。
意外に前開きの洋服って持ってないんですよね
私は もう パジャマでも何でも 着替えしてるならいいんじゃない?と言うと
そういうわけにはいかないでしょ~探して買って来て と言われました^^;
この辺が 妻と娘の差? たんに個人の性格の違い? ^m^;
夜 よく お嬢さん(=私)の名前を呼んでますよ
よほど 頼りにされていたんじゃないですか? と言われ
ホロっ としました
入居して しばらくは 「どうして こんなになっちゃったんだろうな」 って言っていたそうです。
今は そういう言葉 言わなくなったそうです。
「帰る」も 言わなくなりました。
今日は 父の表情が穏やかだったので こうして直ぐに書く気になりました。
いつもは 少し時間をおかないと 書く気になれません ^^;
父の表情 言動に険がある時は 帰る時に気持ち どんよりですが
今日は 心穏やかに 帰ってくることができました。