父のこと15 今日の父は穏やかでした | YUNHI My Room

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ここ数日 だいぶ気温も上がってきたので

夏掛けと 薄地の洋服 パジャマを持って 父の所に行ってきました。

 

毎度 エレベーターの扉が開く前は 深呼吸です^^;

 

スタッフさんの机の近くの定位置に

今日は 車いすに座っていました

 

相変わらず 母は ズカズカと近づいて行きます

私は そんな母の2~3歩あと・・・恐々です

母が声をかけると「お!」という表情 ~まだ誰なのか という認識はあるみたいで

そんな反応を 少し離れた場所から見て ホッとしました。

 

今日は落ち着いていて穏やか~食事もされましたよ と

(←不穏な時や 夜の不眠からの眠気で 朝の食事がとれないこともあると聞いています)

 

今日は表情も 穏やか でした。

 

もう 何を喋っているのか 言葉はほとんど聞き取れないし 意味不明ですが

よく 喋ってました ^^;

 

父が 何を喋っているのか判らないので

私は ふんふん とテキトーに相槌を打って聞いていますが

母は 一方的に 父に話しかけています(←マイペースです ^^;)

 

途中 トイレに行きたいと言って スタッフさんに連れて行ってもらって帰ってくるまで10分ほど

・・・尿意は判るようですが介助が必要

排泄介助 本当に大変です ありがたいです

自宅にいる時は あんなに嫌がって拒否していたけど 今はリハビリパンツです

 

精神科の受診について 看護師さんに聞いてみました。

薬の調節で 以前のような激高することは無くなったので 不穏なことは多いけれど

入院とか受診とか 今すぐ考えなくても いいかな と言われ

ホッとしました

入院すると 薬の連続投与になって寝てるだけになる可能性がある

まだ できることは してもらいたいし

なにしろ 笑顔が可愛いのでね~と言っていただき 

自分の親が可愛いと言われることに 若干の違和感も感じながら

手間をかけているにも関わらず そう言って受け止めてくれていることに

ただただ 感謝です

薬も 粉薬を水で溶いたものを スプーンで一口づつ入れてもらってました

食事は隣にいて見守ってもらって まだ自分で食べているようです

でも食べこぼし汚れ防止のエプロン(よく子供が使っているものの大人Ver)使っているようです

 

車椅子になっていたので

歩けなくなりました? と聞くと

不穏な時は 相変わらず歩き回っているそうですが ←>< 

トイレとか 移動の時は 車椅子を使っている とのこと

 

母が 父の服のことを とっても気にするのです

「まだパジャマを着ている」「暑くなってきたのに冬物のポロシャツを着てる」ETC

スタッフさん曰く

「本人には着るものの概念が無くなってきているので あるもので対応している」

「着脱がしやすい前開きの 少し伸びる素材が助かる」

 

あ~そう言えば 父が色々できなくなってきた時に 

母が 着るものが もう滅茶苦茶で ・・・と よくこぼしていたのを思い出しました。

一番顕著に見えてきた認知の衰え 最初が衣服に関してでした。

意外に前開きの洋服って持ってないんですよね

私は もう パジャマでも何でも 着替えしてるならいいんじゃない?と言うと

そういうわけにはいかないでしょ~探して買って来て と言われました^^;

この辺が 妻と娘の差? たんに個人の性格の違い? ^m^;

 

夜 よく お嬢さん(=私)の名前を呼んでますよ

よほど 頼りにされていたんじゃないですか? と言われ

ホロっ としました 汗

 

入居して しばらくは 「どうして こんなになっちゃったんだろうな」 って言っていたそうです。

今は そういう言葉 言わなくなったそうです。

「帰る」も 言わなくなりました。

 

今日は 父の表情が穏やかだったので こうして直ぐに書く気になりました。

いつもは 少し時間をおかないと 書く気になれません ^^;

 

父の表情 言動に険がある時は 帰る時に気持ち どんよりですが

今日は 心穏やかに 帰ってくることができました。