【記事】ダンサーが生きる道~東方神起ダンサーズ~第3弾YWKI | YUNHI My Room

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【ケガがもたらした感謝のパワー。ダンサー・YWKIが東方神起ダンサーズにかける思い】

http://news.livedoor.com/article/detail/15320993/

 

(抜粋)

バックダンサー、振付師、インストラクター、プレーヤーなど、ステージ上だけでは知ることができない彼らのさまざまな表情に迫る「ダンサーが生きる道~東方神起ダンサーズ~」。第3回は、「こういうの初めてで…」と、メモ書きでビッシリと埋められたスマホを片手に緊張の面持ちで登場したYWKI(ユウキ)。背筋を伸ばし始まったインタビューだったが、次第におちゃめな素顔をのぞかせ、気が付けばメモの存在を忘れるほどリラックスした状態に。みんなの兄貴分として、東方神起ダンサーズを長きに渡って支えてきた彼の、柔らかくも芯のある「ナマの言葉」を届ける。

 

■若い世代がこれからの東方神起を支えていってほしい

――東方神起のダンサーになったのはいつからですか?

 2009年にオーディションを受けて、「TOHOSHINKI 4th LIVE TOUR 2009 ~The Secret Code~」の東京ドーム公演に参加しました。 その後に大きなけがをしてしまったんですけど、もう一度ステージに立ちたいと思い、2011年に再びオーディションを受けて、現在に至ります。

 

――なぜ再びオーディションを受けたんですか?

 けがをするまでの20代前半は、上の世代のダンサーに場所を譲ってほしいって思っていたんです。でも、いざ自分が30歳手前になると、若い子たちを引っ張っていけるような立場にならないといけないな、と感じるようになっていたんです。そんなときにけがをしてしまったので、もう一度ステージに立ちたいっていう気持ちがより強くなりました。

 

 ――全く踊れないくらいのけがだったんですか?

膝の半月板を手術が必要なほど損傷してしまって、手術後3~4カ月くらいは全く踊れなかったですね。これがダンサー人生のターニングポイントなんです。療養中も、当時組んでいたチーム・FULL OUT BOYZ(※)のメンバーや仲間たちが面倒を見てくれていて。だからこそ、また一緒にステージに立って踊りたいな、と思って、「一緒にオーディションを受けよう」って誘ったんです。YOSHIKIが一緒にオーディションを受けてくれなかったら、俺も受けていなかったと思います。

※アーティスト・BoAのバックアップダンサーだった、RYO、YWKI 、PURI、YOSHIKI、50(フィフティー)で結成したダンスチーム。現在は、東方神起や三浦大知など、さまざまなアーティストのバックアップダンサーや振り付けを担当し、それぞれが各方面で活躍している。

 

――それで見事ふたりとも合格された、と。

 本人にも伝えていますけど、今こうして活動できているのはYOSHIKIのおかげです。感謝しています。今年38歳になるんですけど、この年でバックアップダンサーをさせていただけて、周りに感謝するべきだな、と思います。周りの人たちと楽しくやっていきたいと思っていただけなんですよ。その結果が今の自分なんだな、と。

――東方神起ダンサーズのメンバーになって変わったことはありますか?

街中で声を掛けられるようになりましたね。でも、たまに…ですよ(笑)。東方神起の偉大さを感じましたね!

 

 ――最年少のGEN-Z(ゲンジ)さんは19歳ですが、若い世代から刺激を受けることはありますか?

めちゃくちゃあります! 受ける刺激は計り知れないですよ! すごくしっかりしていますしね。DAISUKEやKODAI、KENZO MASUDA、GEN-Zなどの若い世代がこれからの東方神起を支えていってほしいと思っていますね。 あとは、彼らより上のYOSHIKIやRYOTA(THE TEAM)の世代から受けた刺激が一番大きいかもしれないです。ダンスに対する姿勢が素晴らしい。僕の場合は、上の世代からも学ぶことが多かったので、上から下までそれぞれの世代のことを知ることができて得をしているな、と感じます。

 

 ■ダンサー、バンド、スタッフ…それぞれが仕事で東方神起を支える

 ――他のアーティストの現場と東方神起の現場で違うところはありますか?

ダンサーの個性が強過ぎますね(笑)。それでもしっかりとまとまるんですよ。付き合いが長くなると、みんなの長所も短所も分かってきて、お互いに理解し合っているんだと思います。ダンサーの絆がすごく強くて、何があってもそう簡単に崩れることはないでしょうね。

 

――東方神起の楽曲で思い入れのある曲は?

オーディションを受けたときの楽曲「Super Star」ですかね。あとは「Why? (Keep Your Head Down)」。東方神起のふたりから曲に対する思いを聞いていたし、その思いが振り付けにも込められていて、すごく心を動かされたんです。

 

――では、振り付けの観点で好きな楽曲はありますか?

「B.U.T(BE-AU-TY)」ですね! オシャレでスマートな振り付けが好きです。

 

――YWKIさんから見て、おふたりはどんな人ですか?

東方神起は本当にすてきなアーティストです。 ユノ(ユンホ)は熱量がすごいです!(笑)。気持ちで物事もパフォーマンスも伝えるタイプで、リーダーとして10年以上も東方神起を守り続け、常にかっこいいことをしようという気持ちがリハーサルからビンビン伝わってきます。ガツガツしているようで、実はとても繊細でかわいいです(笑)。 チャンミンは本当に優しくて真面目で、一歩二歩先を見ているタイプ。物静かに見えるんですけど、ステージではいきなり目付きが変わり、オーラをまとって豹変する彼が好きです(笑)。でも、いきなりお茶目にもなることもあってかわいいんです(笑)。 僕が個人的に思うことですが、チャンミンは影のリーダーだと思います。いつもユノのことをしっかりと見ているんです。やっぱり毎回毎回100%のステージなんて無理で…ユノの調子が良ければ後ろで支え、ユノの調子が悪いな、と感じれば前へ出て守っています。 また、自分たちのことだけじゃなく、常に周りも気に掛けていて。ルックスやスタイル、歌唱力、パフォーマンス力がすごいだけじゃなく、そういう部分も内面からにじみ出ていたり、気持ちを込めたパフォーマンスをしていたりするから、見ている人にもふたりの素晴らしさがしっかりと伝わっているんだと思います。 それを僕たちダンサーズやバンドさん、スタッフの皆さんがそれぞれの仕事をして、ふたりを支えている…本当に素敵な現場だと思います。

 

――9月26日から「東方神起 LIVE TOUR 2018~TOMORROW~」が始まりますね。2009年から今までで東方神起のおふたりとお仕事をされてきて変化は感じますか?(インタビュー時は8月29日)

 人としてとても素晴らしい人であることはずっと変わらないんですけど、年々パワーアップしているな、と思います。今年のツアーは、今までとは違ったふたりが見られると思いますよ! 楽しみにしていてください!