4/22(金)本日の横浜地方は
今日は朝からムクママ
と一緒に
麻布大学付属動物病院
へ行ってきました。
ご存知の方は知っていると思いますがラムちゃんは
先天性心疾患のPDAという病気です。
PDAとは
赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる間、
赤ちゃんは呼吸をしないので、
赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる間、
赤ちゃんは呼吸をしないので、
肺に血液を送る必要がありません。
動脈管は大動脈と肺動脈を結び、
胎児は肺を介さず胎盤から酸素をとりこむため
心臓から肺への血液の流れをほとんど必要としません。
そして生まれるとまもなく肺から酸素を取り込むとともに
血液の流れがかわるため、不要となった動脈管は
動脈管は大動脈と肺動脈を結び、
胎児は肺を介さず胎盤から酸素をとりこむため
心臓から肺への血液の流れをほとんど必要としません。
そして生まれるとまもなく肺から酸素を取り込むとともに
血液の流れがかわるため、不要となった動脈管は
閉じる仕組みになっています。
しかしこの動脈管がなんらかの理由で閉鎖せず
血液の流れる異常血管として残ってしまうことがあり、
この心臓病を、動脈管開存症
しかしこの動脈管がなんらかの理由で閉鎖せず
血液の流れる異常血管として残ってしまうことがあり、
この心臓病を、動脈管開存症
「 Patent Ductus Arteriosus(PDA) 」と呼びます。
大動脈から肺動脈へ常に血液が流れてしまい、
大動脈から肺動脈へ常に血液が流れてしまい、
肺、心臓に大きな負担をかけます。
動脈管を結紮すれば、その後の犬生を普通に生活できます。
しかし治療をせずに動脈管が開存したままだと
1 ~ 2 歳でうっ血性心不全や肺水腫を起こし、
3歳までに亡くなってしまうケースがほとんどだそうです。
また診断が遅れて病期が進行してしまった場合は
手術ができずに手遅れになってしまうこともあります。
しかし治療をせずに動脈管が開存したままだと
1 ~ 2 歳でうっ血性心不全や肺水腫を起こし、
3歳までに亡くなってしまうケースがほとんどだそうです。
また診断が遅れて病期が進行してしまった場合は
手術ができずに手遅れになってしまうこともあります。
診断は心電図、胸部レントゲン、
心臓超音波などの検査で分ります。
ですが、ちゃんとした獣医さんなら簡単な診察でも
心臓の音を聞けば判断できると思います。
素人のゆなでさえ、脇の下に手を入れ脈を
感じる時に、ドックンドックンという合間に
雑音が感じられましたよ。
まぁ…なにごとも早期発見・早期治療ですね。
手術方法は2通りあります。肋骨の間を大きく切開する
開胸手術により心臓を露出して動脈管を閉じる方法
そしてカテーテルを用いて専用のコイルにより
血管の中側から動脈管を閉じる方法の
いずれかが選ばれています。
(以上かかりつけのDrの説明より)
(以上かかりつけのDrの説明より)
病気の事はラムを引き取る前から
分っていたので覚悟はありました。
行きつけの動物病院のO先生の熱心な説明のお陰で
(病気の説明を1時間半弱×2回)
大学病院で説明してくれた時も事前に病気の内容や
メリット・デメリット難しい業界用語を教えてもらっていたので
難しい事を言われてもバッチリ説明を
理解することができまた質問もできました
麻布大学病院での担当医 藤井洋子先生
こちらの先生はアメリカ獣医内科学専門医(心臓病学)を
取得された循環器専門医です。
O先生と同じ熱いドクターのようで
1つ1つ時間をかけて 説明してくれました。
ラムの大きさではカテーテル手術ができなく(2キロくらいあればOK)
今回は開胸手術になります。
ちなみに 今回の場合の手術の成功率は
95%と言われました。(少し安心…)
手術の日程も決まり 退院の予定日
その後の転院の話しを聞き とりあえず
病院を後にしてムクママとグッタリして帰宅しました
診察時間にかかった時間は3時間半くらいですかね?
やっぱり大学病院だと中々スムーズに診療は
進まないものなのです…