先日アップしたこのタルムードのお話を
子ども達(小5、小3)とハブルータをしてみました↓
我が家では最近、毎日子ども達とママが1対1での
ハブルータを時間を持っています。
話題は学校や友達、性教育や時事問題まで
その日によって違います。
所要時間は15分~1時間
(話の盛り上がり度によって時間は延長していきます)
先週は3日間連続で同じタルムードをハブルータしてみました。
なぜ3日もやったのか?
それは小学生の子ども達が(進行は1対1ですが、同じテキストです)
きちんと理解し、自分の意見をまとめて発表するには
「固いものをよく噛んで消化させる」ように
ゆっくり、じっくり考えてみる時間が必要だと思ったからです。
普段なら1日で完結してしまうところですが
このお話は「判事の決断、夫たちの主張、妻たちの立場、外科医の行動」など
様々な論点が存在してたいため
「(親の私が)結論を焦らずに」
子ども達が「消化」できるまで、待とうと思いました。
初めは「難しい!分からない!さっさと離婚してしまえば済む問題じゃない?!」
と悲鳴をあげていいた子ども達ですが(苦笑)
段々と時間が経つごとに
「この問題をどうすれば両者が納得し、さらに幸福な結婚生活を営むきっかけ」
へ昇華させるかを考えるように誘導していきました。
そして3日目の朝、起床した途端に
娘がこう言いました。
「ママ、分かった!あの夫婦がより幸せになるためには
あるがままの姿をお互いが受け入れることなんだよ!」
そして、横にいた息子も一言。
「一人目の奥さんには整形手術を、
2人目の奥さんには軍隊みたいなところに
送って”性格を直す訓練”させたらいいかも」
2人とも起きてすぐにそんなことを思いついたなんて、、
きっと頭の中で3日間タルムードのことを考えていたんだな~と
つい感心してしまいました。
「そっか、よく考えたね。
ママとのハブルータをそんなに真剣に考えてくれて
嬉しいよ。とても良いアイデアだと思う!」
そう褒めてあげならが
これがユダヤ人の親子のハブルータかな~なんて
つい思いました。
「子どもの答えを急いで出させない。
(親が一方的に全て答えを出さない)
子どもが理解できるまで、自分の答えを見つけるまで
ゆっくり、じっくりと待つ」
子どもなりに一生懸命考えているんですよね。
じっくり、ゆっくりと、「自分自身」で出した結論だからこそ
その達成感、成就感はより大きくなります。
これはタルムードだけでなく、子ども達が成長していく上で
出会っていく「様々な課題」に対しても
同様に適応してい事だと思います。
家庭で、親子だからこそできる
「ゆっくり、じっくりのハブルータの大切さ」を
しみじみと感じたハブルータ体験でした。
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