最近、老師がご祈祷をする機会が増えています。 先日は、ご自宅で霊現象?が起きて困っているとのことで、とにかくまずお話をということで、老師とご自宅に伺ってきました。

怪奇現象というのは家の電気がついたり消えたり、強化硝子のドアが夜中いきなり粉々に割れたり、水が天井から漏れてきたりというようなもので、確かに気味の悪い話ではありました。伺ったその時も、大きな音がして、風呂場の防音ガラスが割れました。

こちらの家には10代の少し知的障害のある娘さんがいらして、お会いしましたが天使のようなかわいらしい娘さんでした。老師は、家に入った時も霊などいないと感じ、また、行く前からこの娘さんのことをしきりに気にされていました。


すべての現象は実はこの娘さんのエネルギーだったのです。親にうまく意思を伝えることができず、思春期の反抗期でもあり、甘えたい気持ちや不満などが娘さんのエネルギーとなってこの現象を起こしていたということでした。老師は、お子さんとの接し方やその方がやるべき事についてアドバイスされました。


誰しも、おかしな現象があればそれを霊障と思うかも知れません。老師はそのような短絡的風潮に絶えず警鐘を鳴らしておられます。やみくもに気味悪いと思わずに、身近な問題を解決することが必要だったのですね。すぐに見抜いた老師はさすがです。


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御祈祷の時のお供えの数々。

お酒、お水、お米、塩、野菜、海の幸、山の幸。


 
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後日、ご自宅でのご祈祷もしましたが、現象は収まり、お子さんも落ち着いたとのことでした。そのご家族が平和に幸せに暮らせるようにお祈りしたいと思います。