帰国して、子どもたちは、英語から解放され、


のびのびと小学校と幼稚園にかよっています。


先生の言っている事が、1日中、100%わかるというのが嬉しいらしい。

コレは、上の子も下の子もいっている。

下の子は、100%日本語になり、幼稚園だからなのか、持ち帰ってくる情報量が多くて理解度がすごく上がった気がする。


そして、上の子は、英語の本読みやら宿題がなくなえって、毎日遊び呆けています。

学校の宿題も大したことなく、漢字もまだ知っている内容で余裕だそう。知らないのも出てるけど、授業時間内で覚えて帰ってきてるっぽい。

小1ってこんなもんなのかな。

というか、補習校に比べると宿題はかなり少なく、楽勝と喜んでいる。計算でもさせた方がいいのか考えてるけど、まぁ、小2まではゆっくりしようかなと思っている。


そして、やっぱり2か国語やるってすごい負担なんだなと改めて思う。


日本にソフトランディングという点では、かなり難なく日本に馴染んでいて、今のところ成功と言える。


また、帰宅が前より早く、そして上の子は一人で遊びに行けるし、公園までの移動時間がほぼないのでアメリカにいた頃よりも遊んでるし、テレビもみている。

日本のテレビを満喫中。



テレビを一生懸命見ていて、上の子はある事に気づいた。


英語熱の高い日本。子供番組は事あるごとに英語を挟んでくる。英会話的な番組じゃなくてもアメリカとかの海外ニュースを翻訳して流したり、事あるごとに英語が。


そして、なんと小1でも英語の授業が。


そして、なんだかんだ外国人が多い東京。

外国人とすれ違わない日はない。

そして、英語を習ってる友達も多数。



あれ?なんか英語多くない?

英語やらなくていいんじゃないの??

あれ?あれれ?



と英語が終わらない事に気づいた上の子(笑)



日本人も英語、勉強するんだよ。



と教えたら軽くショックを受けていた。



でも、気を取り直して、日本で触れる英語は実はめちゃくちゃ簡単らしい。

うちの子レベルでも簡単らしく、

英語できない組だったのが、突然、できる組に入ってるらしい。


そりゃ、毎日3時間、英語を聞き、

数ヶ月は、1日6時間近く聞いてたのだから。



今、上の子はどこで英語を勉強したらいいか考えてるようだ。




ただ、私はこのまま放置しようかなとおもっている。


自走モードと同じで英語も自分で自らやる意義を見つけ、自ら勉強しないと身にならない。

現時点で自分自身の選択で英語を学ぶとか無理じゃないかな。




親にやれと言われることはやりたくなくなるのが子供というものだと思う。

今、英語を始めると、絶対にやんなさい!バトルが繰り広げられると思う。



まぁ、そして現時点で出来る有用な英語学習方法って思いつかない。

小1の言語レベルがたかが知れてる。。





親に切々と英語の重要性を説かれた30年前。

今とはまわりの環境が違うとはいえ、全く親の言葉が響いてなかったあの頃を思うと、


親が英語をやらせたがるほど子供は英語から遠ざかるんじゃないかなと思う。


前に読んだ自走モードという本は、英語にも当てはまるよねと思う。


帰国子女は、無理矢理、英語をやらされているようなもの。その後、続けられるか続けられないかって、自分自身で、やる意義を見つけられるかにかかってるよね。



小1でその意義って見つけられるだろうか??


というのが大いに疑問。



過去の私のアホさ加減を考えると無理じゃないかなーと思う。


維持するよりも、少し成長して学びなおす方がコストが低いよねと思う。





そして、最近思うのが、

案外、もったいぶるほうが、子供の興味ってわかないかな?



親から与えられるものって、興味を失いがちじゃない?

ゲームとかテレビって親が嫌がるからハマるんじゃないかな。



やれと言われればやらない。

やめて!と言われればやる


よね?





あと、やっぱり、

今回、自分自身を通して、アメリカで生活してみて、

あの頃、覚えた英語、30年越しでかなり覚えてる事がわかったので、


忘れるからと慌てる必要はなく、


慌てて中途半端に英語をやると、間違えた文法を刷り込むリスクが高いと思う。


間違えた文法を覚えてしまうと、おぼえ直しを日本でするのは結構、大変。

なぜなら、ネイティブの英語は、日本で習う英語とは違うから。


単純に間違って覚えたのか、ネイティブの表現で日本では習わないだけなのかの区別がつかないから。


私はここで躓いて、それを乗り越えるほど英語が好きではなく、挫折したと思ってる。




あれほどイヤイヤ言ってた英語、いざ離れてみると惜しくなるみたいで、アメリカにいた頃よりも兄弟で英語で話してみたりしている。


ピアノもイヤイヤ練習してたのが、いざ辞めると自分で弾いたりしている。



なんか、辞めると惜しくなるもんだよね。

 



とりあえず、小1帰国。

英語に肩入れしなかった、アメリカ生活、やっぱり後悔はないかな。


日本にすんなり馴染めるというのは大きなメリットだよねと思う。



本当に言葉はシーソーだと思う。


アメリカで英語が強くなれば、とたんに日本語の勉強が嫌になる。均等に日英やるのは難しい。

アメリカで英語に傾いたら、そのまま英語に一直線。そうなると言葉だけでなく文化もアメリカになってしまうと日本に馴染むのは結構たいへんだろうと思う。

理想は日英均等だけどそれが無理なら日本語に傾いておかないと、いつか帰国する組は辛いよねと思う。

補習校の友達でやっぱり、在米が長いと日本語読むのが大変だったり、表現が追いつかない子とかいたけど、あれじゃ絶対に補習校も日本語も嫌いになるよなと思う。その上、補習校は猛スピードで進んでいくから日本にいる子でさえ、ついていけない子がいそうなスピードだしなおさら辛いと思う。


帰国して、補習校がどんなに猛スピードだったか、色んなものが端折られていたかがわかる。