娘のスピーチカニューレについて② | 〜在宅介護の情報発信〜YUNA+

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低酸素性能症から四肢・体幹機能を失い、医療的ケアが必要な娘を在宅で育てています。

少しでも日々のケアが楽にできるよう、今お持ちのお洋服を預かりリメイクしてお返しする活動をしています。
必要な方へこの情報が届きますように。
YUNA+

アクセスしていただき

ありがとうございます😊

 

スピーチカニューレについての

ご報告の続きです。

 

音声・嚥下センターがある

その病院の予約は長く待たされず

予約を取ることができて年末のうちに

受診することができました。

 

お会いしたその先生は

私は初めて会う先生だと思います。

過去に娘を診ていただいたのは

事故当時で入院の最中だったので

面会時間に通っていた私は

会う機会の無いまま

先生は移動されたのだと思います。

 

娘のこともきっと覚えていないでしょう。

そのことには特にお互い触れずに

私は初めて診てもらうものとして説明して

今の状態を知りたいとお願いしました。

 

診察はまずは声帯を見てみることから。

声帯に特殊なストロボを小刻みにあてながら

カメラで撮影し声帯の振動状態を診る。

という検査でした。

 

見てみた先生からの感想は…

「あーーーもう唾液が溜まって

声帯が唾液で満たされてて…

これじゃ声帯に刺激がいかないから

声は出ないよねー

スピーチカニューレにしたって

バルブにすると誤嚥のリスクが増すばかりで

今それをするのはお勧めしません。」

とのこと。

 

まぁそこは私の素人判断で

耳鼻科に無理言って始めてみたもので

色々なリスクはわかっています。

私が聞きたいのは今の現状がわかって

そこから何ができるのか?

何から始めたらいいのか?

 

なので

「今の状態ではリスクの方が大きくて

現実的で無いことはわかりました。

スピーチカニューレは中止します。

ただ娘のこの先はまだまだ長く続いて

その長い時間を声を出せる可能性を

増やしていく時間にしたいんです。

今後声を出す目標に向けて私は何から

始めたらいいかアドバイスが欲しいです。

すぐにどうにかしたいとは考えていません。

時間をかけてでも声に繋げたいんです。」

と親としての思いを伝えてみました。

 

そしたら先生へ思いが伝わったのか

「じゃぁまずは嚥下を再開させないとだね。

唾液を飲み込めるようにならないと

声帯は常に唾液で満たされちゃってるから

刺激が全くいっていない状態だし。

カフ付きでサイドチューブからの

持続吸引もしてるなら何か味の付いた氷を

口に入れてあげて飲み込みたい。

と思わせるようにしたらいいよ。

美味しいと思うと飲み込みたくなるのが

人の反射だからね。

それを続けていって喉に反応が見えるように

なったらまた診せに連れておいで。

そしたら次のことを始められるよ。

もうこちらでカルテは作ったから、

いつでも受診予約とって大丈夫だから。」

とおっしゃっていただけました。

 

声を出すための本来の第一歩は

ここからなのかもしれません。

 

時間がかかることだと思います。

でも同じ時間を過ごすなら

いつしか声に繋がるような時間にしたい。

 

今できることを教えていただき

この日の受診は終わりました。

 

③に続きます😊

 

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