前回の②で自己紹介は終わらせようと思ったのですが
１つ思い出したことがあったので書き足します。
それは、
建築を見に行く
ということについて。
初めての授業で教授が自己紹介するときに
建築いっぱい見に行くといいよ
とよく言われたのですが、
そもそも建築を見に行くのはなぜ
まだ入学早々で目の付け所もわからないのに
見に行って何か得るものがあるのだろうか
と思っていました。
その後、随分前のことですが
建築をひとつ見に行って
デッサンをするという課題がありました。
デッサンなんて面倒くさい
写真でいいじゃないか
と思いながらも渋々デッサンを終わらせ
（期限内になんとか）課題を提出。
無事完了。
......とすっかり存在も忘れていました。
そんなとき、あのグループワークが訪れます。
驚いたことに
みんなで作戦を立てたときの会話は、
授業で習った構造と、
各々がデッサンした建築の構造！！！
そうなんです。
覚えていたんです。
そしてタワーに使わせていただいたのです。
この時実感しました。
嗚呼、これが建築を見に行ったことで得たことなんだなぁ。
確かにまだ構造の名前も全然分からない。
けれども、デッサンしたことで
分からないながらも特徴を掴むことが
出来ていました。
しかも、ほとんど忘れてなかった...！
それを自分たちの建築に活かすことができたのです。
これが教授の
「建築を見に行け」の理由だったのか
と大興奮しました。
だから、これからたくさん建築を見に行きたいし
出来る限りデッサンもして
自分のストックを増やしていけたらいいなと
思っています。
