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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。



ニコニコ動画なんてものにハマってしまい、読書時間が削られているこの頃。


テレビもほとんど見てません。




兎に角、坂東眞砂子を初めて読んだ。


もっと有名な作品があるのに、何故かここから。



道祖土(さいど)なんて苗字聞いたことなかったけど、変換したらちゃんと出てきた。


土佐のど田舎の名家・道祖土家の100年史。



ボリュームあるのに淡々としている。


たぶん普通なら飽きる。


でも飽きない。



明治・大正・昭和。


激動の100年だが、しかし



日本が戦争で負けても、いつもと変わりない日が続いていた。明治から大正に変わった時も、大正から昭和に変わった時も、時代は変わると世の中は騒いだが、ただ流れるように時は過ぎていっただけだった。




田舎の実家が農家とか地主の人、読んでみてください。



やばいから。





大正生まれで、戦争に行ったじいちゃんは去年86才で死んだ。


ばあちゃんは耳がほとんど聞こえなくなったけど、元気だろか。



実家帰ろ。




容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)/東野 圭吾
¥660
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例えば、



すごい嫌いなヤツが面白いことを言ったとき、



すげー面白くて、腹抱えて笑いたいんだけど、


なんか癪だから、必死で笑いを噛み殺し、


でもちょっとニヤけてしまい、


悔しい。



・・・ってとき、ないですかね?




読後、そんな気分。



だってー


東野圭吾ってなんか好きになれないんだもん。



でもこいつは面白かった。



悔しいけど。



邂逅の森 (文春文庫)/熊谷 達也
¥690
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邂逅 <かいこう>


―思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。




富治は山でいろんな人や獣に邂逅する。



僕も100円でこの本に邂逅したわけで。




山の匂い、獣の匂い、血の匂い、男の匂い、女の匂い。



全体的に暗い雰囲気ながら、なんとも艶かしい匂いがする。


森の中で雪を踏みしめる音、マタギと熊の息づかいが聞こえる。



なんなのだこの臨場感は。



現代人からすれば想像しがたい内容のはずなのに、作者の描写力には脱帽である。





いやはやマタギってのはカッコイイ。


ベスト・オブ・ダンディズム。



半端じゃないす。