邂逅の森/熊谷達也 | 読書感想文的書評

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書評などと言えるものではございませぬ。

邂逅の森 (文春文庫)/熊谷 達也
¥690
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邂逅 <かいこう>


―思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。




富治は山でいろんな人や獣に邂逅する。



僕も100円でこの本に邂逅したわけで。




山の匂い、獣の匂い、血の匂い、男の匂い、女の匂い。



全体的に暗い雰囲気ながら、なんとも艶かしい匂いがする。


森の中で雪を踏みしめる音、マタギと熊の息づかいが聞こえる。



なんなのだこの臨場感は。



現代人からすれば想像しがたい内容のはずなのに、作者の描写力には脱帽である。





いやはやマタギってのはカッコイイ。


ベスト・オブ・ダンディズム。



半端じゃないす。