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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。

人間失格 (集英社文庫)/太宰 治
¥270
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恥の多い生涯を送ってきました。 (冒頭)



…って、僕のことか?



というわけで、このあまりにも有名な本をこの歳になって初めて読んだ。


遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』以来の衝撃。



太宰治の自伝であり遺書である本作。


これ書いて1ヵ月後に自殺したとか言われると重く考えてしまうんだけど、そんなイワクがなくたって十分重い。



切実に自分自身をさらけ出す姿が痛々しいのです。


誰だって自分がかわいいものじゃないか。


凹むわ。



この本がいいとも悪いとも思わないけど、僕はまだ人間失格ではなく、ただのダメ人間なのだなと思いました。




神の火〈下〉 (新潮文庫)/高村 薫
¥620
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きつかった・・・


『リヴィエラを撃て』以来のきつさ。



CIA、KGB、公安、“北”。


原子力をめぐる諜報戦。


そして原発襲撃へ・・・



妥協を許さぬ高村先生。

原発内部のディテールなんて手を抜いてもいいじゃないですか。


そして相変わらずのダンディズム。



中華料理屋で野菜炒めと餃子とウォッカ。


ビールとか紹興酒なんて飲まない。



マネしてみたけど、ムリ。




ヒットマン 完全無修正版 [DVD]
¥2,580
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B級の極み。


観る前に想像してたとおりの内容と展開。



ゴルゴ13みたいな内容なんだろうなーと思っているあなた、そのまんまです。



最近の007のボンドガールやってる女優が超セクシー。


それだけは観る価値アリ。


ダークナイト 特別版 [DVD]
¥2,945
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ヒーローモノで2時間半て・・・


でもこれはよし。



『ダークナイト』は“night”ではなく“knight”。

“闇夜”ではなく“暗黒の騎士”


ジョーカーによって犯罪に染まるゴッサムシティ・・・立ち向かうバットマン・・・というアメリカン単純な想像をしてたんだけど、そう単純でもない。


暗黒騎士バットマンと白騎士の検事。


バットマンが単純なアメリカンヒーローでもなく、ダークな感じがするとこがいい。


大人のヒーローモノですな。


子供には理解できまい。




そしてこのジョーカーの徹底的な悪っぷり。


桐野夏生『I'm sorry,mama.』のアイ子くらいの悪っぷり。



スーパーヒーローも死なないが、このスーパーヒールも死なない。


悪者だけど、ただの人間だから普通にケガとかする。


死にそうにもなる。


でも、しぶとく死なない。


この常軌を逸した狂気は子供には見せれませんわな。


ついでにこの役者は撮影終了直後に死んでしまったというイワクつき。




全く関係ないけど、暗黒騎士といえばFF4のセシル。


DSのポリゴン版を買おうか、かれこれ半年迷っています。




チェ 39歳 別れの手紙



カストロがゲバラからの手紙をキューバ国民に朗読するところからこの映画は始まる。


なぜ突然、ゲバラがキューバからいなくなったかについて国民に説明するためだ。



祖国か死か



ボリビアで捕らえられ、処刑されるまでの姿。


理想を追い続け、戦い続けた姿。



無音のエンドロール、やばい。