- きつねのはなし (新潮文庫)/森見 登見彦
- ¥500
- Amazon.co.jp
あのさ、いつもふざけてわけわかんないことばっか言ってるやつが、急に真顔になって怖い話したらさ、なんか怖いでしょ。
そういう感じ。
完全に笑いナシ。
森見氏のいつものファンタジーとは逆で、陰のファンタジー。
怪談というより奇談。
物語の細かいとこがあいまいで、ぼんやりとした感じなんだけど、それと暗い雰囲気があわさって、ふわ~とした怖さが読後に残る。
4つの短編だけど、表題の『きつねのはなし』が一番ゾクッとした。
でもやっぱ森見氏はいまのところ『太陽の塔』がベストですな。



