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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。

吉原手引草/松井 今朝子
¥1,680
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直木賞受賞作って当たりもあるんだけど、期待して読む分、ハズレも多い。


こりゃ後者でしょう。



失踪した花魁をめぐるミステリー。

吉原遊郭についてはかなり詳しく描いており、興味深いところはあるんだけど、ミステリーとしての完成度としては下の下。




あまりに凡庸なラストにガッカリ。


ラストになってみんないきなり口を割り始めるのが意味がわからん。



夏休みはまだまだ長い。


さぁ 次、次。



あ、今日誕生日を迎え、18歳と156ヵ月になりました。





星間商事株式会社社史編纂室/三浦 しをん
¥1,575
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この前本屋で文庫本8冊も買っておきながら、夏休み前ということで図書館で5冊も借りてしまった。


教師は夏休みじゃないのにすいません。




腐女子系と聞いて、しをんさんの力が存分に発揮されていると思って読んでみた。



趣味で同人誌(ボーイズラブもの)を作成するOL幸代。


しかしコイツを腐女子と呼んでいいものか。


ちゃんと彼氏いるじゃないか。(しかも格好よさげの)


考え方もわりとマトモだし。


もうちょっとコアな感じで書いてほしかった。



とはいえ物語はなかなか面白い。


社史編纂室という閑職に追いやられたクセ者たちが筆をとり会社の闇を暴く、というスト―リーなんだけど、適度に緊張感のないミステリー仕立てなところがいい。


夏休みの始めに読むのにはちょうどいい軽さでした。






ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)/真山 仁
¥680
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『ハゲタカ』読もう読もうと思っていたのになんだかんだでコレから真山仁スタートとなりました。



いやー面白かった!


ラストはもう少し書いてほしかった気もするけど十分十分。


原発の話といえば高村薫大先生の『神の火』


かなりハードな物語だったのでまたキツイのかと不安いっぱいで本書に挑んだのだけど、サクサクいけました。


高村先生とは比べられませんものね。


ちょっと面倒な部分もあったのだけど、ストーリーにのめり込んでしまえば全然気にならない。



フィクションなんだけど、だいぶ中国と原発について詳しくなった気がする。



中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。

開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・鄧に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか――。


                      〈背表紙より〉


毎夜それは生まれ、毎夜それは消えるもの―― それは希望。



最終的にはちとクサイ感じになるんだけど、『隠蔽捜査』シリーズの竜崎みたいな鄧のキャラクターが特によかった。


『ハゲタカ』も読んでみよう。

パレード (幻冬舎文庫)/吉田 修一
¥560
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どうも、お久しぶりです。


いやーいろいろありました。


嫁の妊娠やら結婚式やらナントカ試験やらで忙しくって。



でもオラやっと自由になったのだ。


これで自由になったのだー!!


とサンボマスターを聞きながら本屋に行き、文庫本を8冊ほど大人買いしてきた。



でとりあえず3時間ほどで1冊読了。



うーん


面白かったんだけど、なぁ・・・


登場人物は誰をとっても好感が持てた。


なんか他人の生活を覗き見しているような感じで面白くってスラスラ読めた。


んでこれをどういうラストに持ってくのだろうと楽しみにしてたんだけど、なんかなぁ。


もう1回読み直したい気持ちはあるんだが・・・



待たせてる文庫ちゃんたちがたくさんいるのでまた今度にしよ。




蒼穹の昴(4) (講談社文庫)/浅田 次郎
¥660
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以前に読んだときは中国史の知識も浅かったなー、と我が無知を恥じながらの再読。



こりゃやっぱすんげぇ。



なんかもう感想とかないですわ。



立身伝としては『竜馬がゆく』とか『燃えよ剣』と戦えるくらいの作品。



生徒たち読んでくれんかな。