YES WE KAM | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します】

Hi everyone!

お元気ですか?

なんか不思議よね〜。

2020年の民主党大統領候補の予備選の時、私はずっとピート市長ファンで、カマラはどうも苦手だった。

バイデンが2期目の出馬を表明して正直ショックだったけど、自分が出馬しないと後継者になるはずのカマラは好感度は低いから、またカオスの状態になるのを恐れたんだろうな、と思ってた。

でもそれも、先日の討論会を見るまで。

「おいおい、4年前とは別人やん!」

なバイデンを目の当たりにして、めちゃくちゃ危機感が募った時、バイデンのレガシーを引き継げるのはカマラしかいないと気づいた。

カマラの好感度がどうのと言う前に、老兵バイデンの作った道を守ってあげなくちゃいけない、という想いが勝った。

きっと多くの人が同じ心境なんだと思う。


カマラは24時間で、なんと8100万ドルの寄付を集めたんだと。びっくり


FOXニュースが言うてるねんから間違いない。爆笑


24時間で集まった寄付金としては、アメリカ史上最多額らしい。びっくりびっくり


ほとんどが「アクトブルー」というPACへの寄付金だと。ということは、大型寄付じゃなくて、個人のちょびちょび寄付金がほとんど。


「24時間で8100万ドルを集めた。

24時間で180人以上の下院議員が支持を表明した。

24時間で、40人以上の上院議員が支持を表明した。

24時間で州知事23人が支持を表明した。

『共和党トランプ反対派』が支持を表明した。

カマラ・ハリスは堂々と登場した。

新しい時代の光が訪れようとしている」


まさにこんな感じ。


カマラにここまで期待を託すとは、夢にも思わなんだ。

でもそれは、バイデンのやり残したことをカマラがやり遂げて、という思いなんやと思う。


来月のタイム誌の表紙。



にわかにオバマの時に似たエキサイトぶりで、オバマのスローガン「Yes We Can!」に倣って、「Yes We Kam!!」まで登場。爆笑



コレが図星で感心した。



オバマの選挙運動用ポスター「HOPE」を下に、前任者が「HATE」、バイデンが「HEAL」、ほんでカマラが「RISE」。


上手いこと作りはる。


ヒラリーがでけへんかったことを、アフリカ系とインド系ハーフのカマラが成し遂げたら、カマラはそういう星の下に生まれついたんやろな。


建国の父ジョージ・ワシントンもアレキサンダー・ハミルトンも、ほんでUSグラントも、本人の努力や才能もさることながら、それ以上にいろいろな自分の力だけではどうしようもない背景が絶妙のタイミングで重なって、歴史に名前を残すことになった。


ワシントンは大金持ちの未亡人マーサと結婚してなかったら、そもそもバージニアの議員にはなられへんかったし(当時はそれ相当の土地持ち上流階級に属してないとなられへんかった)、すると独立戦争を決起した大陸会議にも参加でけへんかった。


ハミルトンはあのタイミングでハリケーンがセントキッツを襲ってなかったら、そもそもアメリカの地を踏むこともなかった。


グラントも何をやっても失敗続きで、まったくうだつが上がらず親や義父の間を転々としてたけど、南北戦争が勃発した時、たまたまイリノイ州に席を置いてた。

北軍に参加できたのも、同じイリノイでリンカーンと仲がよかったウォッシュバーン議員の後押しがあったからで、このイリノイコネクションが最終的にグラントを北軍大将に押し上げ、そして大統領にまで上り詰めることを可能にした。


歴史に名前を残す人って、そういう天の力というか運命というかを背負ってるような気がする。


In the right place at the right time. 


リンカーンプロジェクトは、さっそくカマラが口癖のように唱える「What can be, unburdened by what has been」から「Unburdened」帽子を。爆笑



「What can be, unburdened by what has been」とは、「過去の重荷から解放されたら、どんなことが可能になるか」という意味。


めちゃ抽象的やけど、いろいろなことに当てはまって奥が深い。


なんとも皮肉というか予言的なのが、選挙運動中に言ったニッキー・ヘイリーのこのセリフ。

「先に引退した方の党が勝つ」

 

 「アメリカ人のほとんどが、バイデン対トランプの再対戦なんか要らんと思ってる。最初に80歳の候補を引退させた党が、この選挙を勝ち取るんです」


意味深や〜。

でもそれが多くの人のホンネやったと思う。

予想以上の盛り上がりに、副大統領候補は誰でもエエで、という気さえする。笑い泣き

民主党大会は8月19日から。
こんなにわくわくと待つのは、2008年のオバマ以来。

今週末からパリ五輪も始まるし、しばらく楽しみがいっぱいで嬉しいです。爆笑

今日の社員ランチ。


ご馳走様でした。お願い


#InThisTogether

#AloneTogether

#Unburdened


ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。

今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。

食いしん坊親子の旅NYCスイーツ編

【記事の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】


では、お元気で。

Have a nice day!

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