その10万はどこへ | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します』

先日、母から電話が。
また言うてるねん。

「ママな。ずっと前からやけど、大阪に行こうかと思ってるねん」

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

認知症が大変なんは、本人に自覚がないこと。
足腰が弱ってるとか、どこそこが悪い、というような身体上の衰えやったら、本人に自覚があるやん?

「歩くのが大変やから、そんなんはでけへん」

と自分でわかる。

でも認知症は一切自覚がないどころか、自分はしっかりしてると思い込んでるから始末が悪い。

「◯◯さんにな、ホラ、アンタは知らんやろ?私が合ってるやろ?って言うたら、ホンマやなぁ、って言うねんで」

とケタケタと笑うけど…。

この会話は前後とまったく繋がりのない唐突なモノ。
私の頭の中は「な、なんの話ぃ?!?!?!」と??うずまきうずまきに。爆笑

こういう時は聞き流すしかないけど…。
この頃じゃ、ほとんど聞き流さなアカン。爆笑爆笑

まあ、アレだけ出たいと言うてるから、よその施設に移るのはその分マシかな、と期待をかけるワタシ。笑い泣き

従姉妹が昨日、母の内科検診とお薬をもらうので一緒に行ってくれたのですが…。

実は施設の人から、母はキャッシュカードの暗証番号は覚えているけれど引き出し方を忘れたので、友人のAさんに手伝ってもらっているらしい、と従姉妹は聞いていて、またコレも心配のもとに。

それで従姉妹が母にその件について聞いたら、

「最近はAさんに会ってない。お金の引き出しも、わかれへん時は銀行の人に聞いてるし、第一お金も最近は出してない」

と。

それで従姉妹が通帳を見たら、ですね。

4/8に8万、9日に1万、11日に2万と、この3日だけで11万円も出してるねん!

ガーンガーンガーン

どこが「出してない」やねん。
ガーンガーンガーン

最近じゃ母の話を100%間に受けてない理由がコレ。
嘘ついてるんとちゃうねん。
単に覚えてないねん。

お財布には4000円しかなかったそう。

ガーンガーンガーン

従姉妹は、このままで行くと数カ月で施設の支払いがでけへんようになると心配していたので、私が行った時にまた補充するから、と安心してもらえるよう務めたんですが…。

6000円は使ったとして、あとの10万はどこに行ったん?!?!?!

私は友人Aさんを信用してない、というのも大きな心配のタネ。

こういうことを防ぐために、施設に入った当初は従姉妹にキャッシュカードも通帳を預かってもらってたんですが、被害妄想で母は取り返してしもたんですよね。

本音を言えば、認知症専門の施設に入って、キャッシュカードを取り上げていただきたい。

でもそれをすると、母は被害妄想と出掛けられへん不満から、一気に認知症が悪化してしまうと思う。

ホンマにどーしたらエエモンやら。
頭が痛い。

コメントでもいただきましたが、親が認知症という人は多いし、皆さんも同じ哀しみを抱えて乗り越えられたんですよね。
そういうお話を伺うと励みになります。

ありがとうございます。

昨日、次男が「ちょっと来て」と呼ぶのでベランダに出たら…。


鳥の巣!ラブラブラブ


鳥の巣は縁起がエエというから、ちょっと嬉しかった。

こんな小さなことでも心の支えになる。

どんだけ単純な私のココロ。爆笑


今日は差し入れランチ。


ご馳走様でした。お願い


#InThisTogether

#AloneTogether

#Dementia


ひとりでもひとりぼっちじゃないから。

皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。


今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。


食いしん坊親子の旅NYCスイーツ編

【記事の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】


では、お元気で。


Have a nice day!


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