未成年でも銃携帯の抜け穴 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します】

Happy Thanksgiving!!!!!

長男が3歳の時から作るようになったターキーディナー。過去に作らなかったのは2回だけ。
今日が3回目のターキーを焼かないサンクスギビングだけど…。
夜明けとともに起き出さなくていいサンクスギビングでもある。爆笑

ターキーは社員カフェテリアで食べるので、家ではハムサンドを作って食べながら、メイシーズのパレードをテレビで観ています。


ポテチの代わりにメキシコ版チートズ。
めちゃ辛。爆笑

加工肉は控えていたのだけど、ハムサンドが無性に食べたくなって、1年ぶりにデリハムを買ってきたのでした。

メイシーズのパレードも、いつもターキーディナーの準備に追われながら観ていたけど、今日はお陰でのんびりと。

私はシアターも好きなので、パレード最初のブロードウェイとロケッツを観るのが楽しみ。

ロケッツを観ると、主人とクリスマスシーズンにニューヨークに行った記憶が蘇る。

ラジオミュージックホールでロケッツのクリスマススペキュタクラーを観るのが、私のバケットリストのひとつだった。

また観に行きたいな。

絶対にもう一度、クリスマスシーズンにニューヨークに行きたい!

今年は全米でパンデミック前の移動を見込んでいるらしい。
ラスベガス空港のターミナル1の長期パーキングは、昨日の段階ですでに満車になったとか。

当局はターミナル3の長期パーキングが空いてるよ、と呼びかけているそうですが…。

スーツケースを持ってターミナル3からターミナル1の移動はちょっとキツイ。

メイシーズのパレードは、高校生のマーチングバンドやチアリーディングも好き。
若い子たちが一生懸命に演奏したりしてるのを見ると、私はついババ心でうるうるしてしまう。爆笑

で、ですね。

昨日のアーベリー裁判では、どうしてもリテンハウス裁判と比較してしまいがちですが…。

個人的には、リテンハウスは未成年だったという事実がどうしても引っかかる。

私だって17歳の頃を振り返ると、ホンマに世間知らずやったし、感受性が高いがゆえにいろいろなことに感化され易かった。

だから未成年には大人とは違う刑罰が用意されているわけで、私はリテンハウスよりも周りの大人の責任の方が重いような気がする。

母親が送迎したのではないことがわかって救われた思いでしたが、今彼が周りの大人によって広告塔のように持ち上げられているのを見ると、大人の欲に利用されているようにしか見えない。

私が親なら息子を守るために防波堤になったと思うけど、彼はもう18歳だからたとえ親がそう思っても口出しできない。

彼に銃を渡した男は起訴されましたが…。

なんでキノーシャ警察になんのお咎めもないのかが理解できない。

覚えてます?
リテンハウスが他の自警団と一緒に警官たちと談笑していた動画。

あんなに幼い顔をした子がセミオートマライフルを抱えていたのに、なんで警官たるものが身分証明の確認もせんかったんか。

ほんなら、ですね。
ジョージア州では、驚くことに未成年の銃携帯が条件付きで合法らしい。びっくり

裁判官は最終弁論の直前に、未成年の違法銃携帯罪を無効にしたのだとか。

なんでかというと…。
未成年の違法銃携帯罪には例外があって、ショートバレルでない限り未成年でも携帯できるのだとか。

ガーンガーンガーン


昨日書いたように、日本の長い歴史と比べたら、アメリカは荒野や森林で狩猟していた時代からそれほど経っていないんですよ。
だから地域によると狩猟が文化に深く浸透している。

そういった地域では、子供の頃から銃を持たせて狩猟や銃の扱い方やその責任のイロハを教えたりする。

だから狩猟用の銃の携帯は子供でも許される、という理屈。
狩猟用のライフルは銃のバレルが長いから、バレルが16インチ以上あれば例外に当てはまるらしい。

ほんでリテンハウスの持っていたAR-15は、ギリギリ16インチやったんやと。

私はずっとなんで警官は未成年が銃を持ってるのに見過ごしたのか不思議やったけど、そういうわけやったんや。

せやけどね、たとえそれが合法でもリテンハウスは狩猟に来てたわけちゃうやん?
危険な抗議デモに対する自警団として参加してたんだから、なんでそこに「こんな子供がおるのは危ない」と思える良識ある大人がおれへんかったんか。

ほんで警官。
自称自警団はちゃんと訓練を受けた軍人の集まりとちゃうし、血の気の多いのがイキがってるだけやけど、警官は危険を察知して市民を守るのが仕事やん。その訓練を受けたはずやん。

未成年はパニクって余計な暴動を生むかもしれへんと危険を見通して、「君は家に帰りなさい」と諭す警官がなんでおれへんかったんか。

「スティーブン・コルベアはリテンハウスの裁判結果について番組でこう言うた:
『結果が出た。僕は法律の専門家ちゃうから、カイル・リテンハウスが法律を破ったかどうかはわかれへん。けどコレだけは言える。もしリテンハウスが法律を破ってなかったとしたら、法律を変えるべきや」

そもそもAR-15のようなアサルトライフが合法なことが間違ってる。アメリカで多発する乱射事件の武器は十中八九がAR-15やん?

アメリカの狩猟文化をキャンセルに、とは言えへんけど、せめて未成年の銃携帯における例外にアサルトライフは不適用と明記するべき。

ほんで未成年者の自警団参加は違法にして、警官は街で(ということは狩猟以外の目的で)銃携帯する未成年を見たら、まず身柄を保護して親に連絡すべき。
だって子供がアサルトライフ持って危険がいっぱいの場所をウロウロしてたら、ビビって発砲したり反対に暴行を受けたりする状況に陥る可能性が高いのは、警官なら察知しとかなアカンことやと思う。

コルベアの言うように、まず時代錯誤な法律を変えるんが先やと思う。
ほんでこういう状況における警察の対応も変えなアカン。

何においても警察の第一の対応は「状況の緩和」であるべきやと思う。

警官によるアフリカ系殺害事件でも、いっつも事の始まりはしょーもないことやん?

そもそもリテンハウス裁判のきっかけになったジェイコブ・ブレイクの件だって、めちゃしょーもないことで通報したら、警官はあっという間に発砲した。

警官が登場したら、あまりの急激な成り行きにいつでも通報した本人が動転してる。

アメリカの警察は、日本の警察学校に研修に行って欲しいと心から願う。

立派な警官も多いけど、こういう勘違い警官も少なくないのが問題。

先日、報道番組「60 Minutes」で見たけれど、ラスベガス警察は警官の暴行が多いという市民の声に対応して、専門家に相談したらしい。

特に暴行に繋がっていたのが、走って犯人を追いかけた後やった。それで犯人に追いついたら10秒呼吸する、応援が来るまで犯人に触ったらアカンなどの規律を導入したんやと。

そしたら暴行が20%だか減ったと。

アメリカでは通報は火事も事件も全部911で、911にかけると警察か消防かに回される。テキサス州オースチンではそれに「メンタルヘルプ」を加えたんらしい。

精神疾患が原因の事件って少なくないやん?

それでメンタルヘルプの時は、警官じゃなくてその専門家が出動する。そこで警察が必要かどうかを判断するらしい。

そのために警察の予算をそっちに回して、それ以外に福祉にも回すようにした。

結果的に警察予算は削減されたわけですが、それを「Defund」と呼ばずに「Reimagination」と呼んでる。

上手いこと考えはった。

警察学校の訓練も、軍のブートキャンプ的なものから、市民といかに交流するかに変更したらしい。

でも先日、テキサス州は警察予算の削減を禁止にしたので、オースチンはその対応に追われているとか。

警察と軍は似て異なるモンやから、やっぱり「Reimagine」が必要なんやろな。

最後に。
今日は感謝の日。
この場を借りて、読者の皆さんにも。

いつもいつも励ましていただき、悔しい思いをしている時には一緒に憤慨していただき、心や身体が疲れた時には優しい言葉で癒やしていただき、感謝の気持ちしかありません。

いつもいつも本当にありがとうございます。

皆さんも素晴らしいサンクスギビングをお過ごしください。

最後の最後。
今日、大爆笑した動画で笑ってまた明日。

「僕、ハイに見える?」

 

 

お父さんに買い物に行くといってマリファナを吸ってハイになったことがバレた息子。


「父:吸うたやろ。臭うがな。

息子:ハイちゃうで。ホンマやて。チェイス、僕ハイに見える?

チェイス:時間言える?

息子は時計を見上げて、

息子:僕ハイに見える?」


笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

時計に聞いてどーすんねん。笑い泣き

質問の意味を勘違いしたのは、ハイになってる証拠。

ピンクハートユーチューブ「病みつきになるピェンロー鍋」もひつこくよろしく。爆笑ラブラブ

では、お元気で。

Have a nice day!

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