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Hi everyone!
お元気ですか?
同僚にXavierという名前の男性がいて、それをなんて発音すればいいのかよくわからなかった。
バイデン政権で初のラテン系保健福祉長官になったXavier Becerraは「ハビエア」と発音するから、私は勝手に「ハビエア」だと思い込んでいたのだけど、ある子が彼のことを「イグゼイビア」と呼んでいるのを聞いて耳がダンボに。
おととい一緒になったので、
「自分の名前言うてみて」
本人に聞くのがイチバン。
すると「イグゼイビア」だと。
入社2カ月目にして初めて知った。
彼はロサンゼルス生まれのロサンゼルス育ちで、3年前にラスベガスに越してきたとのこと。ちょっと調べたら、「イグゼイビア」というのはカリフォルニア発音のよう。
でも保健福祉長官もサクラメント生まれのスタンフォード大卒業なのに「ハビエア」だから、もしかしたら「イグゼイビア」は南カリフォルニア発音なのか。
ユーチューブによると「Xavier」はスペインのバスク地方由来の名前だそうで、現地では「X」は「Sh」の発音になるから「シャビエア」だと。
ほんで国や地域によって、何通りもの発音があってん。
そういえばその昔、日本にキリスト教を伝導したイエズス会のFrancisco de Xavierは、日本ではフランシスコ・ザビエル。
彼は名前由来のバスク人だそうで…。
ほんなら日本語になった時に「シャビエア」になったような気がするけど、「シャ」じゃなくて「ザビエル」になったのはなんでやろ。「シャ」と「ザ」の間の微妙な発音なんやろな。
同じスペルの名前でも奥が深い。
親友ディリアもスペルは「Delia」。コレも知らないと「デリア」と呼んでも不思議はない。
この時も本人に確認しました。
「ディリアやねん。デリアって呼ぶ人も多いけど、お母さんがディリアやって」
本人が親に確認したところが笑える。
私が常々感心しているのは「メリケン波止場」。
神戸のアメリカ領事館の側だったので、明治時代の人たちが「American」を耳で聞いて「メリケン」とカタカナに置き換えた。
確かに「アメリカン」より「メリケン」の方が音に近いし、アメリカ人が聞いても「メリケン」の方が理解しやすいと思う。
この路線をずっと続けていたら、日本人の英語習得はもっと楽になったんとちゃうやろか。
以前にイギリス南部のヘイスティングという海辺町が舞台のイギリスドラマ「Foyle’s War」の3割が聞き取れない、と書いたことがありますが…。
超面白くて主人とハマったからずいぶん聞き取れるようにはなったけど、それでも夫婦して聞き取れない部分があった。何回巻き戻して聞いてもわかれへん。
アメリカ英語でも、強い南部訛りは未だに???の時がある。今は特にマスクしてるから、余計に聞き取りにくい。
しばらく前に「マギーの店はどこ?」とオッチャン。南部訛りはわかったから、「マギー」が「マーギー」になったんやと思って、
私「マーギーの店???」
オッチャン「そう」
私「何売ってる店?」
オッチャンは自分のスニーカーを指差して、
「こんな靴やん」
ようわからんかったけど、ショッピングモールやろうと思って教えた後、同僚に、
「マギーの店って知ってる?」
「エッ?ナニ?」
「マーギーの店って聞きはってん」
すると同僚は、
「それってナイキストアやん!」
「ナイキ」が「マーギー」に聞こえたワタシ。
私が「マーギーの店?」と聞き直した時、オッチャンは「そう」って言うたから、オッチャンの発音する「ナイキ」は「マーギー」に近いねんやと思う。おそらくオッチャンの「ナイキ」は「ナーキ」になってたんやろけど、「N」と「M」が聞き取られへんかった私も情けない。
言葉を聞くと、自分の知っている単語でしか頭に上れへんから、「ナーギー」という店名はないやろうってんで、私の頭が「マーギー」と納得したんやろな。南部訛りでは「マギー」が「マーギー」になったんや、と勝手に思い込んだような気がする。
「チアキ」の名前が、アメリカ人には「ジャッキー」に聞こえるのと同じかな。
名前ひとつ聞いても、強い南部訛りやと一瞬???になる時があって、最近はちょっと耳が慣れてきたから頭の中で「コレは南部訛りやねん」と認識して置き換えられることが増えては来たけど…。
南部訛りは、ナイキにあるような「ァイ」の発音の「イ」が飛ぶことが多いような気がする。間延びするというか…。
自分の母国語は12歳の段階で使っていた主要言語、というのを以前に取材して知ったけど、12歳の時にバリバリ大阪人やった私は、在米37年経ってもまだこんなモンっす。
言葉は奥が深いね。
エリック・クラプトンのコンサートで、エリックが出て来て歌い出した途端に、隣に座ってたオッチャンが私の耳元で、
「イギリス訛りあるな」
って笑いながら囁きはってん。
ホンマにエリックの歌はイギリス訛りやと思いはったんか、エリックはイギリス人やから冗談言わはったんかは不明。
さて、前述のイグゼイビアですが、
「どうも疲れが取れへんねん。デトックスせなアカンと思う」
と言うので、私のデトックスドリンクの動画を送ってあげました。
効果がありますように。
#InThisTogether
#AloneTogether
#CleanseYourBody
ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。
今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。
ユーチューブ「グラタンより美味しい大人のマック&チーズ」もぜひお試しを。
「大人のマック&チーズ」 【記事の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】
では、お元気で。
Have a nice day!
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