永遠にステイホームかも | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

現在の全米感染者数:311万0446人以上
全米死者数:13万3823人以上

昨日、ジョージ・フロイド事件に関わった警官のひとりの弁護団が、ボディカメラに残った会話のやり取りを公開しました。


その会話は、その警官がフロイドを助けようとしたことを証明するためのものだったのですが…。
読んで泣いてしまった…。えーん
「I can’t breathe」と20回以上訴えているのもそうだけれど…。
それ以上に、フロイドの気の毒なほどに丁寧な言葉遣いがハッとするほど。アフリカ系の置かれる悲哀が詰まっていて胸に痛かった。

アメリカで警官に呼びかける時は「オフィサー」と言いますが、フロイドは「ミスター・オフィサー」とさらに「ミスター」を付けて呼んでいたのです。

「ミスター・オフィサー。僕そんな男ちゃうから。逮捕に抵抗してないから」

彼がなぜパトカーに乗るのを躊躇ったのかも明白に。

「僕、コロナに感染したんですよ。刑務所に入ったら死んでしまう」

検視の結果、死ぬ6週間前に感染していたことが確認されています。

「ママ」と亡き母を呼んでいたのは知っていたけど、これほど何度も何度も繰り返しいたのは知らなかった。

上のハイライトの部分は死ぬ直前の言葉。

「頼むわ。あー、あー、息でけへん。息でけへん。あーーーー。殺される。殺される。息でけへん。息でけへん。おーーーー」

これが泣かずにいられますか。

そういえばアトランタで、警官に背中から射殺されたレイシャード・ブルックスも、ものすごく丁寧な言葉遣いだった。
アルコール検査で、警官の指先を命がけで追うブルックスの切羽詰まった眼差しが、目の裏に焼き付いています。全身から細胞のひとつひとつが、あまりの緊張感に叫び声を上げているように見えました。

今日、ニューヨーク5番街にあるトランプタワーの前の道路に、「BLACK LIVES MATTER」の文字が。


デブラジオ市長やアル・シャープトンもペンキ塗りに参加。
塗っている時に「Whose street?」「Our street!」の掛け合いが聞こえました。


コロナが収束したら、ニューヨークやワシントンD.C.にこのサインを見に行きたいです。
ピープルパワーをこの目で確認したい。

来年の年末には行けるやろか…。
もうあと1年は無理やろうと諦めてます。あせる

ミシシッピ州は共和党議員で真っ赤な州で、州議員も共和党一色なのですが…。
だもんで、議員は州議会に全員集まり、当然マスクなしで仕事していたら…。

なんと!
州議会で26議員を含む36人の陽性が出るクラスター感染を起こしていたことが発覚!ポーン
知事は、州議員と接触のあった人は検査するよう呼びかける始末。爆笑

先日、アトランタ市長も陽性だったと書きましたが、市長はブルックスさんの葬儀に参加したので検査を受けたのだとか。
その時についでに家族全員が受けたのですが…。

感染者の急増でまた検査が追いつかなくなっているから、市長でも検査結果が出るまで8日もかかったらしい。びっくり

でその時、市長は陰性だったのですが、子供ひとりが無症状陽性だったことが判明。それで再検査して、市長も陽性が確認されたとのこと。

「だから学校の再開は慎重にせなアカン。それよりも今は、ブロードバンドを充実させて、全員の子供が遠隔授業を受けられるようにすべき」

その通り!!!

ほんなら今日、トランプはCDCの学校再開のガイドラインが厳しすぎるとアタック。

このオッサンは学習能力ゼロ。
ビジネス再開の時にCDCのガイドラインを無視したから、今これだけ大変なことになってるのに、まだ同じことしてる。

どの国のトップでも、普通は専門家の意見を取り入れて国策を立てるのに、

「厳し過ぎるし、お金がかかり過ぎる。実行でけへんことを学校に要求してる」

せやからまだ時期尚早ということやがな。ムカムカ

今回はCDCのレッドフィールド所長も譲らない強硬姿勢を見せていますが、自分の政権の人材をこんなに公に非難する大統領は前代未聞。

「まだ第1波の膝まで浸かった状態」と言ったドクター・ファウチのことも、トランプは「その意見には賛成でけへん」と真っ向から反発してるし。

素人のオマエの意見は要らんねん。ムカムカ

ニューヨーク州民のクオモ知事やミシガン州のウィットマー知事、メリーランド州のホーガン知事は、トランプの脅しに負けず独自のプランを打ち出していますが…。

トランプの家来フロリダ州のデサントス知事は、学校の完全再開を宣言して、

「ホームディーポやウォールマートに行けるなら、学校にも戻れるはず」と、どこまでアホ?なツイート。

すかさず誰かが、

「そやそや。ホームディーポに週5日毎日8時間おるモンな」

爆笑爆笑爆笑

だってフロリダなんて、ビジネス再開してから1日の感染者数が、実に1393%増加してるんですよ!ガーン

ニューヨークなんて今でもマイナス52%と減ってるのに、それでも週3日とかの部分再開を発表したんですよね。

国民の命を危険に晒すのは科学的にも統計的にも明らかなのに、それで学校を強引に再開させるのがなんで犯罪になれへんのか。

就学年齢の子供がいる親御さんや教師、職員及び関係者の方も不安でいっぱいなんじゃ。

そういえば。
先日トランプが専門家の反対を押し切って選挙ラリーしたオクラホマ州タルサで、案の定感染者が激増してます。


ラリーを行ったのが6月20日。潜伏期間を考慮すると、地元の専門家はおそらくこのラリーが原因だろうと。

タルサでは月曜日に261人、火曜日に206人の陽性を確認したとか。
ホワイトハウス内でも、このラリーの先入りチーム8人と、シークレットサービス2人が感染しているんですよね。

そんなん常識のある人ならわかっていたこと。「奇跡的に消滅する」と信じてるのは、トランプとその支持者だけ。

トランプラリーに参加して、地元にコロナを持ち帰った人も多いねんやろな…。ガーン

ちょっと笑えた看板。


「『誰でも大統領になれる』というのは、ちょっと行き過ぎやったとそろそろ認めへん?」

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

次男も同じようなこと言うてました。笑い泣き

今日、ネバダ州のシソラック知事も、一部のカウンティでバーをフェーズ1に戻すと発表。

ネバダ州のホットスポットはラスベガスだから、当然ここは含まれます。
バーもそうだけど、やっぱり最大のネックはカジノかと。

詳細は明日発表されるそうですが、おそらくバーを閉鎖して様子を見るんだろうな。それでも感染が止まらなければ、またロックダウン?

ラスベガスのお隣りヘンダーソンでは昨日、マスク反対派がデモしてたし…。今チラッとツイッターを見たら、バーの閉鎖だけで「夏が台無しや!」とこの世の終わりかというほどの大騒ぎ。びっくり

アル中ばっかりか、ここは?!
爆笑爆笑爆笑

ドクター・ファウチも「最悪はまたロックダウンしかないかも」って言ってけど、この調子じゃラスベガスもヤバイな…。
これって、どの知事が先頭を切って再ロックダウンする度胸があるかの問題かも。

でもマスクだけでこれだけ反対派がいるアメリカでしょ。ロックダウン令を出しても、反対派がマスクなしでデモして結果が出ないような気もするし。

どう転んでもダメかも。えーん

今日、「私、永遠にステイホームするわ」というツイートを見つけたけど、私もホンマにそんな心境です。あせる

#InThisTogether
#AloneTogether
#StayHomeSaveLives

ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
永遠にロックダウンでも一緒だから。爆笑

今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。

では、お元気で。

Have a nice day!

よかったら、ポチしていただけると嬉しいです。

人気ブログランキング