Hi everyone!
お元気ですか?
STAY HOME FOR NEVADA: DAY 19
現在の全米感染者数:33万7274人以上
全米死者数:9633人以上
ふと気がついたら、ラスベガスのあるクラークカウンティの感染者は、1519人にも膨れ上がってた!
ネバダ州全体では1855人だから、感染者のほとんどが人口の最も多いラスベガス界隈に集中していることに。
現在、全米で感染者数が1000人に満たないのは25州で、先週の30州から増えましたが、全体的に増加率が下がってきた。
例えばホットスポットのニューヨークでも、
それでも1万人以上の州が9州も。
ただルイジアナ州の増加率4%は疑わしい気がする。だって先週は40%を超えてたんですよ。ニューオーリンズでは週明けにも人工呼吸器が不足すると言っているから、病院が忙し過ぎて報告し切れなかった件数がたくさんあるんじゃ…。
先日、陸軍工兵司令部がニューヨークのコンベンションセンターであるジャビッツセンターを病院に改装し、コロナ患者を受け容れることになったと書きましたが…。
今日、国防総省のマーク・エスパー長官が、さらに1100人以上の医療従事軍人を派遣させると発表しました。
「ジャビッツセンターは、ベッド数1000台を有する全米最大の病院になります」
これですねん、私が言うてたんは。
それでどうなるかというと、よその病院から転送されて来た患者ではなくて、イチからジャビッツで対応できる。スタッフもすべて陸軍からの派遣だから、他の病院の負担はグンと減るはず。
問題の人工呼吸器はどうしたって足りないから、クオモ知事は州にある全病院の人工呼吸器の備蓄数を把握しているのだとか。
それで余裕のある病院から足りない病院に廻していくらしい。
で、知事としてはそれを全米規模でやって欲しいわけです。
毎日涙ぐましいほど訴えてはります。
これもね、軍が指揮を取れば可能なんですよ。
陸軍というのは、とてつもない機能と能力を備えた巨大組織なんです。だって何万人と出兵したら、そこが砂漠だろうがジャングルだろうが、あっという間に基地を作ってしまうんですから。
基地には当然病院や食堂などがあるので、いわゆるテンポラリーの町ですよね。
だから物資調達もロジスティックもお手のもの。
全米の備蓄品や医療従事者のデータに基づき、余裕にあるところから足りない物資を足りない場所に届けるなんてことも、全米に基地がある軍ならできるわけです。
第2次大戦時にルーズベルト大統領は大統領命令を出して、Army Service Forces(陸軍補給軍)という部署を創設しました。陸軍工兵司令部もそのひとつだったんです。というのも、物資や兵器、医療関係など、前線で戦う兵士をサポートする部署を統括する指揮官が必要だったから。
今回、前線で闘っているのは医療従事者たち。
トランプは自分のことをぬけぬけと「戦争時の大統領や」と公言してますが、それなら医療従事者をサポートする部署を創設して、軍に指揮を取らせろ、と訴えたい。
今日、イギリスのエリザベス女王がテレビで国民に呼びかけましたね。
やはり第2次大戦時に家族と離れて疎開した時の不安を交えて、人々が抱えるソーシャルディスタンシングによる孤独感などに言及。
「でも今回違うのは、地球上のすべての人が巻き込まれていることです。まだ大変な時は続きますが、必ず良くなる。また友人に会える。家族にも会える。収束した折には、皆んながこのチャレンジにいかに打ち勝ったか誇りに思える日が来ます」
エリザベス女王の、
「We will meet again」
につい目頭が熱くなりました。
クオモ知事の記者会見でもうるうる…。
「1台の人工呼吸器に管を2本取り付けて、2人の患者に対応するスプリット方式や、別の代替え品などの対策も取る予定ですが、僕が最善を尽くさなかったせいで誰かの命を落とすことだけは絶対にしないと保証します。ひとりの命も無駄にはしません」
ホンマにね。知事の頼り甲斐のある言葉に、いったい何人のアメリカ人が毎朝勇気づけられていることか。
この頃は外出禁止令の心労で心が弱っているから、ちょっとでも勇気づけられる言葉を聞くと、どんだけ涙腺も弱い。
今日はマスク作りはお休み。根を詰めすぎたのか、ひどい肩凝りで目が覚めた。
マッサージも休業してるしね。
それで新しいレシピの餃子に挑戦してみた。
まだ餃子のたねがいっぱいあるので、息子たちに作って持って行ってあげようかな。
これから2、3週間が山ということは、そこがピークということでしょ。それからまた時間をかけて減っていかなくちゃいけないから、どう考えても外出禁止の5月突入は免れないと思う。
せっかく減ったのに中途半端に解除すると、また増えてしまう例はあちこちにあるし。
武漢市もやっと解除されたとこで、2カ月半もロックダウンしてたんですよね。
でもそれって重要なポイントだと思う。だから下手したら、アメリカも5月末まで続くかも。
皆んな今こんなに大変な思いをして耐えているのに、中途半端な解除が原因で感染したら、泣くに泣けないし。
だからこの際、きっちりと徹底した方針を貫いてほしいと思います。
解除する前に、まずは家で簡単にできる検査キットの普及が必須なのでは。
#InThisTogether
#AloneTogether
#StayHomeSaveLives
医療従事者が最前線の戦士なら、私たちは銃後の兵士。私たちの役目は家にいることなんですよね。家にいることが人の命を救う。
そう思って、皆んなで明日も頑張りましょうね。
ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
また会えるから。
誇らしく収束を迎える日が来るから。
では、お元気で。
Have a nice day!
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