子供の頃の味 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

珍しく月曜日が休みだった次男。ランチに行こうということになり、どこに行きたいかと聞いたら…。

「トミーズ」だと。びっくり


「トミーズ」はチリバーガーで有名なロサンゼルス発祥のチェーン店。次男が中・高校の時に住んでいたロサンゼルスの近所に「トミーズ」がありました。


美味しいハンバーガーを食べ慣れると「トミーズ」のはどうってことないんですが、チリバーガーというのが、ハワイから越してきて間がなかった私たちには新鮮で。

チリといえば、Zippy‘sのチリをフランクフルトに掛けてご飯で食べるチリフランクしか知らなんだ。笑い泣き

で。
指折り数えたら、次男も私も「トミーズ」を食べるのはアレ以来。かれこれ15年ぶり。びっくり


次男はダブルチーズチリバーガーをクオーターパウンダーで。びっくり
ということは、計ハーフパウンド。ガーン


私は普通のダブルチーズチリバーガー。


パッと見るとお味噌の塊りのようですが、チリチーズフライです。爆笑


フライなんかナンなんか、もう判別不可能。笑い泣き


懐かしかったけど、フライは1個にしてシェアしたらよかった。
だって2人とも半分も食べられへんかったから。あせる


「そういえば昔もフライはシェアしてたな。忘れてたわ。次はシェアしよな」

というと、

「ウン。けどチリはやっぱりZippy’sの方が美味しいな」

「それは確かや」

「トミーズはもうエエかな」

子供の頃に食べてめちゃくちゃ美味しいと思っていたものが、大人になって食べたら大したことなかった、というのはよくあること。

息子たちは小学生の頃、夏休みになるや否や大阪の実家に送っていました。そこでしょっちゅう母親に連れて行ってもらったとが「ロイヤルホスト」。爆笑

長男は特に「ロイヤルホスト」と「モスバーガー」に思い入れがあるようで。
でも今食べると、昔ほどの感動はないわけです。

私も10歳くらいのことでした。天王寺で初めて「ミツヤ」のスパゲティとマロンパフェを食べた時、世の中にはこんなに美味しいモノがあったのかといたく感激しました。爆笑

鉄板をジュージューいわせて運ばれて来るミートスパゲティも、それまでナポリタンか母がマコーミックの素で作るスパゲティしか知らなかったから感動したけれど…。

何が衝撃的だったって、マロンパフェ。

まだ大阪にはシェイクというシロモノが入ってなかったから、アイスクリームのようでアイスクリームでないミツヤのマロンパフェは、まさにヘブンリーでした。

でもアレは、子供だったからなんですよね。
大人になると味覚も変わるし、口も肥える。

第一、当時に比べたらニッポン人はお金持ちになって、グルメ国民になったからね。
子供の頃を思い出すと、「私って戦後間もない世代なのかも」と思うくらいニッポンのスイーツ事情はオソマツだった。

ケーキといえばバースデーケーキくらいで、チョコレートケーキかバタークリームケーキの選択。びっくり

ある年のチョコレートケーキは、切り分けるためにナイフを入れたら、チョコがバリバリとあちこちで割れてびっくりした。爆笑

街に美味しいケーキ屋さんが登場したのって、確か中学生くらいのことだと思う。

でもね。たまにあのバリバリチョコレートケーキを懐かしく思い出して、もう一度食べてみたいなぁとも思う。

ランチの後でインターナショナルマーケットプレイスに行ったら、次男が懐かしそうに語ってくれました。

「3歳くらいの時やったけど、(ハワイの)ダイエーに行ってん。マミイがカートに座らせてくれて、ドーナツ食べさせてくれてんけど、めちゃ喉渇いてミルク飲みたかったん覚えてる」

ナンやソレーー。笑い泣き

やっぱりそれがナンであれ、子供の頃の思い出は一生の宝物なんですね。ラブラブ

では、お元気で。

Have a nice day!

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