Hi everyone!
お元気ですか？
なんとなくすべてが噛み合わない日ってありますが、今日がそんな日でした。
それで新しい本を仕入れに図書館に行って来ました。といっても、借りるんじゃなくて、図書館の中の古本屋さんが目的。
カマリオ図書館でもそうでしたが、ラスベガスでも図書館には古本屋さんが入っているんです。
本を借りると当たり前ですが、また返却しに出向かなくてはいけないでしょ。「何日までに返すんやったかな」と気にかけなきゃいけないのがね…。
それに返す本だから、ページをめくる時も気を遣うし。それなら古本を買った方がマシ、と考える人で。
古本屋さんって、たまに古い名作のハードカバーとか見つかることがあるから大好きなんです。
今日は名作はなかったけど、この２冊。
イージーリーディングで好きなのが、マイケル・コネリーとロバート・クレイスとリー・チャイルド。
彼らは毎年１冊のペースで新作を発表するのですが、確かクレイスはここ２年くらい新作を読んでなかったはず。
それと、主人を憧れのセント・アンドリュースに連れて行ってあげるための資料に、イギリス全土のガイドブックも。
家に帰って早速パラパラっと見たけど、実はセント・アンドリュースの情報は載ってなかった！
でも地図を見るのが好きなので、「へ〜、ストーンヘッジってこんなとこにあるんや」とか楽しみました。
以前にイギリスのドラマ『Foyle’s War』に主人と２人でハマったことががありました。舞台はヘイスティングという海辺の街なのですが、ドラマで見る海が結構荒いし、とにかく寒そうなので、漠然と北の方かと思っていたんです。
そしたら！
あの海はイギリス海峡だったことが判明。
イギリスって南の海辺でもあんなに寒いんだ。
先日買って来た本は２冊とも読み終わったのですが、ハーパー・リーの『Go Set a Watchman』は、批評通りちょっとガッカリでした。
アメリカのヒーロー、アティカス・フィンチをヒーローの座から引きずり下ろして、ただの普通のイイ人にしちゃったのはやっぱり共感し難かった。
レイ・ラファエルの『Founding Myths』は、独立戦争時の神話のように伝えられて来たことを、史実に基づいて反論した内容。
「British are coming! British are coming!」
と叫びながら街中を馬で駆け抜けるポール・リビアの話は、それと知らなくてもビールのサミュエル・アダムスのコマーシャルで見覚えのある人も多いのでは。
神話では、リビアが真夜中に１人で駆け巡って人々にイギリス軍の出撃を教えつつ、レキシントンにいたジョン・ハンコックとサミュエル・アダムスに伝えたことで、独立戦争初期のヒーローの扱いでした。
ところが、これはリビアの手柄ではなく組織的なものだったらしい。
独立戦争はレキシントンから始まったことになっているけれど、それ以前から小さな闘争はいくつもあったし、そもそも本格的にイギリス軍が攻めてくるのは明らかだったので、その時に備えて情報拡散のネットワークを構築していたのだとか。
なのでリビアだけじゃなくて、何十人もの人が一斉にあちこちにそれぞれ別ルートを使って走ったのでした。
この話は目から鱗だったけど、それ以降のエピソードが次第に退屈になっていった。
それはともかく。
特に図書館の古本屋さんって異常に安くて、ハードカバーが１ドル。ペーパーバックが５０セント。
なのでこの２冊で１ドル５０セント！！！
しかも！
古本屋さんのおにーさんは１セント硬貨（ペニー）が少なかったかして、
「ペニーがあったらそれでちょうだい」
でね。財布を見たら、小銭は２３セントしかありませんねん。
「２３セントでよかったら、ペニーであげられるけど」
って言うたら、
「それでエエよ」
この辺がアメリカの大雑把なところ。３セントくらいまでなら、ペニーを使うのを嫌って大目にお釣りをくれることも珍しくないのです。
でもって、足らない時も「エエよ」となることも多々。
以前にも書きましたが、小銭にこだわらないのはチップのお国柄の影響ではないかと勝手に分析しています。
なので。
正確には、本２冊を１ドル２３セントで買ってきました。
やっすーー。
で、夕方には越して来て初めてここのプールデビューしました。
チラッと鍵だけ持って出たので写真は撮れなかったけど、久しぶりにプールに入ったら気持ち良かったです。
最後に。
昨日のニュースで見たのですが、夜テレビをつけたまま寝落ちすると太るらしい。
テレビに限らず人工的な明かりの中で寝ると、メタボリズムに影響して太る傾向にあるのだとか。
寝耳に水でした。
仕事から疲れて帰ってきて夕飯食べてテレビの前に座ったら、つい瞼が重くなりますよね〜。
真っ暗で静かな環境で寝るのが、メタボリズムには一番いいそうです。
では、お元気で。
Have a nice day!
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