霊園からの電話 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

今日はなんとなく水色な日。

ブルーってほどでもないけど、その昔読んだ村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」というか…。

アカンアカンと自分を叱咤するんですが…。あせる

先日、主人が眠る霊園からプレートの件で電話があったせいかな。

何度もお墓参りの写真を上げているのでお気づきでしょうが、主人の眠る霊園では墓石の代わりに名前などが刻印されたプレートが入るのです。

今は仮のもので、御影石の正式なプレートが入るのは1周忌。

確かプレート自体は最初に選んだと思うので、きっと刻印の内容の問い合わせだったと思うのですが、詳しくはメールで送るからと言われたのが3週間ほど前。

で金曜日に問い合わせの電話を入れたのだけど、「担当者から電話させます」と言われたまま。

それはまた月曜日にでも電話すればいいけれど、なんとなく、ね。

まもなく1年が経つんだ、という想いもあるけど、やっぱりまだ主人の子供たちと遺産相続で揉めたまま、というのがね。

日本のように1周忌の法事というようなものはないけど、プレートも入ることだし、やっぱり1周忌にはお墓参りしたいと思うし。

主人は火葬してもらったから、主人のお墓には私が入るスペースも実はあるのです。

でもね、主人の子供たちと揉めたことで、そのお墓に入るのも「ちょっと考えさせてください」という気がして来たし。

だって。
あの子たちは滅多にお墓参りなぞしないと思うけど、それでも何年かに1度くらいは行くでしょ。そこに私も入っていたら、思いっきり踏みつけられるような気がする。ガーン

主人が逝ってしまう前は、私はお墓もいらないし、主人と一緒に海に撒いてもらえばいいと思ってたけど…。

以前は引き取った30%の主人を、主人の好きだったマウイ島マケナに連れて行ってあげて、あの海に撒こうと思っていました。でもあのマケナのホテルも解体されてなくなったでしょ。

もうね、30%もどうしていいかわからない状態。あせる

そのうちどうしたいかというのが見えてくるだろうとは思っているけど、霊園の人から電話があったことで、そんなことやら遺産相続の嫌な思いがちょっと蘇ってしまったんですね。

後、去年の今頃は本当に大変だったとか。あの地獄絵図をふと思い出してしまって…。

イカンなぁ。あせる

頑張って前だけ見てなきゃ。

正直に言うと、主人との楽しかった思い出も、まだ笑顔では振り返られない。

マケイン上院議員の葬儀でバイデン元副大統領が語ったように、きっといつの日か笑顔で思い出せる日が来るのだろうけど、今はまだそこまで達してない。

だから前だけを見て生きて行くには、楽しかったことも辛かったことも考えないようにするしかないんです。

主人のことを忘れようとしているわけじゃないし、忘れられるわけがない。今でも毎日主人のことを想うけど、それは幸せだったという漠然とした感覚だけ。

それ以上深く考えると泣いてしまうから。
もう泣かないと誓ったから。

必死で強がってるけど、まだまだ心はこんなにもろいんだと、霊園からの電話で気づいたのでした。

霊園のにーちゃん、早よ電話するなりメール送って来て。アンタがさっさとせえへんからやで。プンプン

霊園のにーちゃんに遠隔パーンチ!!!パンチ!パンチ!パンチ!

では、お元気で。

Have a nice day!

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