Hi everyone!
お元気ですか?
今日のラスベガスは春爛漫。サイコーの陽気でした。
病み上がりに妙に暖かいという日が、一番着るものに悩みます。これは暑いかも。でもこれじゃ寒いとぶり返すの嫌だし。
何度も着替えて出向いた先は、税理士さんのオフィス。そう確定申告です。
2週間前に行った時はそのまま帰って来てしまったけれど、今度は書類を揃えて出直しました。もうね、とっとと済ませてたい一心で。
他にすることが山ほどあるし。
なぜ前回に二の足を踏んだかというと…。
今年は、なんたって10年以上ぶりのひとりでの申告だから。だってずっと「Married」のステータスだったでしょ。それが今年は「Single」に変わるわけで。そのせいで税金はどう変わってくるのか、これが不安だったのです。
日本でもそうでしょうが、アメリカでも納税率は独身者が最も高い。
主人と結婚する前はずっとシングルマザーだったから、子供という扶養家族に対するチャイルドクレジットがあったけど、今はそれもない。
だいたいがカリフォルニアでは固定資産税だけでもめちゃ高い。
ラスベガスでコンドを買うためのローンを組む過程で、カリフォルニアにある家の税金や管理費、保険料などを提出したのですが、ローンオフィサーが私の固定資産税額を見て、「オーマイガッ!」。
しかも!
去年の1月上旬に購入した家に対するサプルメント税というのまでが、年末になって来て。
リアルターのジェニファー曰く最近できた税らしいのですが、カリフォルニアで家を購入するなり建てたりしたことに対する税金で、固定資産税とは別物。購入後いつ、いくら請求されるかわからないから、エスクローにも組み込めないらしい。
どんな税金やねん。
ホンマに「今さら」ナンなん?な、取ってつけたような税金。
道理で投資家がカリフォルニアから流出するわけや。
で、税理士さんが、
「控除できるのはこれくらいですね〜」
とキーボードを叩いている最中に、ピンピン!っと思い出しました。
そやそや!大きい出費があったんや。
「そういえば庭の大木がすっかり枯れているというので、それを処分してもらったのに、確か3000ドル払いました!」
ご承知のように、賃貸に出している家の裏の山は、1年置きに山火事が発生する場所。枯れた大木が庭に放置されていると火事の元なので、テナントさんに報告を受けてサッサと処分したのでした。
昨年の大規模な山火事の際もやっぱりその界隈は避難命令が出て、テナントさんは3日も避難していました。
そんな状況で庭に枯れた大木があったら、もっとハラハラしたに違いありません。
ただ、その頃は主人も末期で私は超多忙だった時期。実を言うと、詳しい金額は覚えていませんでした。でも高かったのは確か。
もうね、当時のことは何年も前の遠い昔のことのようで、そんなことがあったことすら忘れていたのです。税理士事務所で思い出したのがまさに奇跡。
でね。税理士さんによると、この3000ドルが運命の別れ道だったんです。
これで納税枠が下がったのだとか。
そのおかげで今年の納税額もビビるほどのものでもなくて、とりあえずホッとしました。
その話をフラシスターのレニーとしていたら、
「ウチはギリギリまでせえへんねん。だって毎年すごい払わされるねんもん。あそこのオフィスに行ったら、ニンゲン変わってるで、私」
でもって。
「けどアンタも来年はヤバイかもな」
エエーーーーー!?
レニーんちでは、税金用の口座を設けて貯蓄しているのだとか。
「私も主人も一生懸命働いてるだけやん。高価な宝石とかにも興味ないし、平凡に生活してるのになんでこんなに払わなアカンの?」
同感!
私たちのような庶民から取るんじゃなくて、1%のスーパーリッチからもっと取ってほしい。
1%のスーパーリッチが世界の富の80%を保有してるなら、それをせめて50%までに落としたら庶民は無税になるんちゃうやろか。
世界の富の半分やったら不服なんかい。
スーパーリッチに優しいアメリカ。
去年までは税金もずっと主人に任せっきりだったから、呑気なヨメは何とも思わなかったけど、未亡人になった途端に鼻膨らませてます。
ホンマに税金って、こんなに高かったんですね〜。
来年が不安やわ…。
では、お元気で。
Have a nice day!
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