Hi everyone!
お元気ですか?
昨日はデリアとリチャードが、またディナーに誘ってくれました。
前回のラスベガス引越し前も、2人は私と主人をディナーに誘ってくれたっけ。
昨夜は主人と4人で最後に食事したレストランへ、今回は3人で行きました。
あれは去年の年末のこと。結果的に、あのディナーが主人とオシャレして出かけた最後のディナーとなりました。
その時の様子は「試練と優しさ」を読んでね。
普段は飲まない私も、昨日はワインをグラスで1杯だけ。なんとなくワインで乾杯したい気分だったのです。
私はサーモンを、
あの夜のことで私が覚えていたのはひとつだけ。主人がいつものようにウエイターと冗談を交わせなかったこと。それを見て心が折れた記憶しか私にはありませんでした。
主人はいつもどんなレストランでもウエイターに気さくに話しかけるから、時によったら食事している間にウエイターの生い立ちをすっかり知り尽くしたのでは、と思うほど。
だから言葉がスッと出てこなくてちょっとした冗談ですら交わせない主人が、私は不憫で仕方なかったのです。
そんな話をするものだからビタースイートな夜でしたが、そうやって思い出を分かち合える人がいるだけで私は感謝の気持ちでいっぱいに。
主人が逝って以来、主人の友人には思い出の品を貰っていただいています。
リチャードは主人とラスベガスのTPCサマリンで何度かゴルフをしたので、TPCサマリンのPGAフラッグと、私が主人にプレゼントした安芸の宮島の写真を額装したものを差し上げました。
安芸の宮島は主人が日本で一番好きだった場所。次回日本に行った時には、宮島で泊まりたいと言っていたほど。
私と行った時におみくじを引いたら、主人はなんと大吉!
何を隠そう、誰かが大吉を引くのを見たのはそれが初めてでした。
私は普段から主人はラッキーな星の下に生まれたように感じていたから、それにお墨付きを貰ったようで妙に納得したものです。
だからまさかこんなに早く天国に行ってしまうとは夢にも思わなかった。
主人は頭脳明晰で運動神経もバツグン。ゴルフはシングルハンデだったし、ビリヤードでさえセミプロ並みの腕前でした。もしかしたら、だから生き急いじゃったのかな…。
カマリオに帰ってきてからは大変だった記憶しかないけれど、ディリアとリチャードが近くにいることでどれだけ救われたかわかりません。
何回の土曜の朝をディリアの家で過ごしたことか。
ラスベガスに戻ると気楽にディリアとリチャードに会えなくなる…。それを思うと寂しいですが、実は今月末には早くもラスベガスに来てくれます。
今から楽しみ。
では、お元気で。
Have a nice day!
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