お元気ですか?
今日はやっと夏の到来を思わせるまぶしい日となりました。
まるで太陽と申し合わせたかのように、スプリングスプリザーブでその名も「アイスクリームフェスティバル」が開催されると聞けば、これは行くっきゃない
てんで、息子たちと行ってきました。
スプリングスプリザーブのウェブサイトでは、「チケット完売が予測されるため、オンラインでの購入をオススメします」とあったのですが、なんせダグと行った時はガラガラだったので、
「何それ?」な人は、マシンガントークの効用を見てね。
どーせそんなん言うてるだけやわ
と鼻であしらっていたのですが…。
ぅんもうエライ人手ですわ。
と思っていたら、な、な、なんと!
10時オープンのところを10時半に着いたのに、駐車場はすでに満車。
皆んなお向かいのショッピングエリアに駐車して、歩いて向かっていたのでした。
それもそのはず。
今日のイベント「アイスクリームフェスティバル」は、
入場料10ドルで、アイスクリーム食べ放題
とあれば、小さな子連れの家族連れでいっぱい。
私たちが入っておそらく3分で、チケット完売のアナウンスが。
ギリギリセーフやった〜。
前回はガランとしていたこの広場も、
ステージではキッズパフォーマーたちが、歌って踊ってロックンロールを繰り広げていました。
世界のエンタメキャピタルやわ〜。
休憩を挟んで、1日中踊っているよう…。炎天下でさぞ暑かったと思いますが、この歳で早くもショービジネスの厳しさに慣らされている…。
この広場の周りを取り囲むように、アイスクリームのブースが並んでいます。
いきなり「お邪魔します」の駆けつけ一杯、ならぬ駆けつけアイスへ。
アイスクリーム係は、高校生のバイトの子たち。
彼女たちが笑っているのは、嬉しいからじゃありません。
「アンタら今日1日中コレせなアカンの?」
と私が聞いたから。苦笑いです。
アイスを食べながら、あっちを見たりこっちを見たり。
長男がガーデンも見たいと言うのでそっちに向かって歩いていると、今度はサンデーのブースが。
すでに行列ができていましたが、根性出して並びました。
私は半分並んだだけ。途中で次男が「ここは僕らが並ぶから、日陰で座ってたら」と言ってくれたので、いつもの調子で「エエのん?ほんならお言葉に甘えて」と休ませてもらいました。
日陰で座っていたら、お隣りにママと2歳くらいの男の子も休んでいました。
「そろそろパパが列の前のほうに来たから、パパのとこに行こうか?」
とママが子供に話しかけたので、
「君も大きくなったら、ママの代わりに並ばなアカンで」
と要らん口挟んでおきました。
ここでも頑張る高校生たち。
2個目ゆーても、サンデーに3スクープも入れてもろてたやん。
当たり前です。
残念ながら、ガーデンは一部のみ公開。主催者が超ちびっ子パワーを恐れたからか…。
その代わりパワーレンジャーが来てました。
こちらも炎天下でミドレンジャーの衣装は、かなり暑かったはず。子供たちと一緒に飛んだり跳ねたり。ちょっと気の毒でした。
パワーレンジャーは、うちの息子たちが幼い頃に登場した懐しのヒーロー。
ちびっ子に混じって、しばし観てしまいました。
フードベンダーに「2 Scoops of Aloha」というハワイアンフードが店開きしていたので、私と次男はスパムむすびを、長男はカルアポークナッチョを買って、食べながらまたウロウロ。
前回見損なったブームタウンまで足を延ばしました。
機関車(ホンマはバスやけど)に乗って行けるのですが、出たばかりであと30分も待つのはイヤだったので、歩いて向かっていると、
ブームタウンは、1905年のラスベガスを再現したもので、これはラスベガス初の銀行だとか。
金山もいくつかあったようで、その金や銀を銀行で現金化したのだそうです。
歴史好きにはたまりません。
ゼネラルストアには、すでにコカコーラやルートビア、キャンベルスープも。
20世紀の初めにアメリカでは、すでに生活に浸透していたんですね〜。
写真はありませんが、ハーシーチョコレートもありました。
というのも、アメリカ産のコカコーラは今や本物のお砂糖を使ってないし、ハーシーも確か20世紀の半ばだかのカカオ不足の影響を受けて、カカオの量を減らしてベジタブルオイルを代用するようになったのです。
同じ商品でも、100年以上も前の方が美味しかったに違いない、と思わせるだけで企業カラーが浮き彫り。
これはラスベガスの街発祥のきっかけを作った大陸横断鉄道の駅。
もうラスベガスにはアムトラックが乗り入れてないので、敷地を利用して週一でファーマーズマーケットが開催されています。
ブームタウンは正面に駅があり、駅の右側に銀行、ゼネラルストア、悪名高い赤線の「アリゾナクラブ」(当時ラスベガスは、まだ州に昇格していなかったアリゾナ領の一部だったとか)、映画館とホテルが、左側には当時の住宅が並ぶだけの小さな一画ですが、歴史好きの私たち親子はいろいろなことを学んで大満足。
思いっきり浪漫を掻き立てられました。
ブームタウンから戻って来たら喉が渇いたので、締めに今度はソーダ味のアイスキャンデーを。
2人なら40ドル。
私など、ここ1カ月ですでに2度目。
この先真夏に向けておそらく来ることはないような気がするけど、秋になったらメンバーになろうかな。
博物館好きの私たち親子なら、元が取れること疑いなし。
では、お元気で!
Have a nice day!