ロジックモデルとは、組織の取組みが、最終的にめざす状態にどう繋がるか
を示すもの。「この事業や活動を実施する」という事業・活動ありきの取組
みではなく、めざす状態を見据えた取組みの実現に寄与する。

一般的には

インプット(資源)
アクティビティ(活動)
アウトプット(結果・産出)
アウトカム(成果)

の項目が左から右に並ぶ形で示される。
アウトカムは、

短期アウトカム
中期アウトカム
長期アウトカム

など複数の段階に分けて記述されることもある。

インプットは、取組みのために投入される
ヒト・モノ・カネ・情報などの資源。

アクティビティは、組織が行う具体的な活動。

アウトプットは、アクティビティの直接の結果

を言う。

例えば、ワークショップを開催するというアクティビティであれば、
何回開催したなどがアウトプットとなる。

アウトカムは、アクティビティやアウトプットが
関係者や社会に影響することにより達成されるもの。

最終のアウトカムが、取組みの究極の目的となる。

ロジックモデルを作る際に重要なことは、
一番右のアウトカムから左へと遡って作っていくこと。

すでにアクティビティが始まっているのであれば、
右から左へ遡ってきたものが、既存のアクティビティと
適切に繋がっているか確認する。
ずれているのであれば、アクティビティの見直しが必要となる。