Excelマクロ作成時に使うイミディエイト ウィンドウ

ExcelマクロはVBA（Visual Basic for Applications）と
いう言語で記述する。

VBAでのプログラム作成やデバッグに使用するツールが
VBE。(Visual Basic Editor)

イミディエイト ウィンドウは、VBEの中のウィンドウ。
VBEのメニューで「表示」を選び、プルダウンメニュー
からイミディエイト ウィンドウを選ぶと表示される。

マクロのデバッグにおいて、イミディエイト ウィンドウ
は重宝される。

VBEにあるマクロの実行をブレイクポイントで止めて、
イミディエイト ウィンドウに、
　？（クエスチョンマーク）の後に変数名
を書くと、その変数の内容が表示される。
（変数の内容を見るのであれば、コードの変数の部分
にマウスオーバーしてもよい）

？の後、変数名ではなく　オブジェクト.プロパティ　の
形で特定のオブジェクトのプロパティを書くと、プロパ
ティの値を知ることができる。
さらに、　オブジェクト.プロパティ　＝　ｘｘｘ　の形
で代入を指示すると、プロパティを変更できる。

最もよく使われると思われるのが、VBEにあるマクロの
中に、　Debug.Print xxx（変数名） と書いておくこと。
マクロを実行すると、変数xxx　の内容がイミディエイト
ウィンドウに書き出される。
これにより、マクロ実行中に特定の変数がどう変化して
いくのかといったことがわかる。