長澤芦雪は、江戸時代の絵師。
円山応挙に師事したという。

「奇想の画家」とも言われ、奇抜な発想で書かれた絵も多い。

和歌山県串本町の無量寺の障壁画として描いた「虎図」などが有名。
現在は、同寺境内の収蔵庫に展示・保管されている。

同寺境内には応挙や芦雪の作品を展示する串本応挙芦雪館がある。
串本応挙芦雪館は本館・収蔵庫に分かれている。収蔵庫の方は、頑
丈な鉄の外扉と内扉などにより作品をより厳重に保護する構造とな
っている。

入場料を払えば、休館日(不定)を除き両方に入ることができるが、
収蔵庫は悪天候の日は入場できない。
鉄扉は閉めたままにし、外気の影響を極力排除するためというのが
その理由だそうだ。