田島列島のマンガ「子どもはわかってあげない」で、
探偵の門司さんが主人公の朔田さんに「相手の嘘を見破るコツ」
を教えたときのセリフ。

NLPというコミュニケーション技法の中で言及されている考え
方の一つにアイ・アクセシング・キュー(アイ・パターン)と
呼ばれるものがある。

これによると、
・未来のことを考えるときには、目は自分から見て
 右の方向を見る。
・過去のことを考えるときには、目は自分から見て
 左の方向を見る。
とされる。
また、目が上方向を見るのは視覚をイメージする時だという。

まだ起こっていないことを映像にしようとする時に見るのが右上
ということになる。

過去のことを聞かれて左上ではなく右上を見ているとしたら、
それは嘘を考えているというのが冒頭の解説。

NLPに対しては学術的な検証が不十分という意見もあり、また、
人の目の動きはいろいろな要素がからんでいるので、一概に
右上を見たら嘘と決めつけるのは行き過ぎであろうが、
参考情報の一つにはなるかもしれない。