Pythonのデータフレームの欠損値(NaN)を埋める際にfillnaメソッド
が使用される。

df.fillna(0)

とすれば、データフレームdfの欠損値を0に変えたものが得られる。
実際にデータフレームの値を変更するためには、

df = df.fillna(0)

と代入するか、df.fillna(0,inplace=True)とする必要がある。

平均値や中央値を使って埋める場合もある。

列名'A','B','C'’の各列ごとに違う値を埋める場合には、辞書型を使用し
df.fillna({'A':10,'B':20,'C':30}) などとする。

直前、または直後のデータで埋めるには、

df.fillna(method='ffill') 
df.fillna(method='bfill') 

としていたが、pandas 2.1.0以降、、

df.ffill()
df.bfill()

が使われることになった。
いずれ df.ffill(),df.bfill()に統合される見込みである。