俳句甲子園とは、毎年8月に松山市で全国大会が実施される

全国高校生俳句選手権大会のこと。

 

NPO法人俳句甲子園実行委員会が主催し、松山市や愛媛県

が共催という形で関わっている。

学校別に5人一組のチームを作り対抗試合を行う。

 

各試合では、最大5回までの対戦が行われる。各対戦では、

互いに1句ずつ作った俳句を提示し句を鑑賞してのディベ

ートを行う。俳句の内容(作品点)や相手の句に対する鑑

賞のレベル(鑑賞点)により各対戦の勝敗を決める。合計

の対戦勝ち数が多いチームが試合の勝者となる。作品点や

鑑賞点の採点は、俳人の審査員が行う。

 

地方予選や投句審査などで勝ち抜いたチームが松山市で行

われる全国大会の出場権を得る。

最終日に行われる決勝戦などでは、13人の著名俳人が審査

員を務める。(全員を審査員長と呼ぶ)。各審査員長が赤

・白の旗を持ち、対戦の後、勝ちと判定したチームの色の

旗を一斉に挙げる。旗の数で勝敗が決まる。

 

2022年8月21日に行われた第25回大会では、東京の開成高

校が3年連続13回目の優勝を果たした。