夢はかなえるためにある
なかなか予約の取れないという、日本料理の有名店で
大切な友人が働いています。
彼女は22歳。
高校時代は、それこそコギャル一直線で、
肌が黒かったり白かったりを繰り返しながら(笑)
ギャル系の雑誌で、モデルとして活躍をしていたそうです。
高校卒業後、日本料理の専門学校に入学。
あえてまったく正反対の業界に進むことを決意して、職人の世界に入りました。
周囲の女の子たちが、オシャレををしているなか
一時は同世代のファッションリーダーだった彼女が
髪を黒くし、ネイルもやめ、腕にキズをつくり、洗い物で乾燥した手で
一心に、自分の夢に向かっている姿がそこにありました。
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いま、人生でいちばん悩んでいる、と。
辛いのだろう。切ないのだろう。
でもそれが「技術を身につける」ということだよ。
彼女には、自分の店を持ちたいという、夢がある。だから自分に強くいられる。
あとは、絶対にやりぬくという「覚悟」が決まるかだ。
和菓子をつくりたい、美容師になりたい、日本料理の担い手を目指したい。
みんな、本当に良く頑張っているね。
夢はかなえるためにある。
いつまでもいつまでも、みんなのことを私は応援しています。
おとといのあなたが、今まででいちばん輝いていたのが、何より嬉しかったから。