今日も一人、おっさん(推定年齢40代後半)が、自分とこの事業内容を知ってもらいたいと、アポ無しでやってきた。
アポ無しの場合、受け入れるこちら側の都合もあるため、大抵の場合は名刺、パンフレット、価格表を置いていってもらい、あとで私が関係部署に渡しておく。
このおっさん、価格表を置いていきたいので、一部コピーしてくれと言う。
「ん??」と一瞬思ったが、コピーを取って差し上げた。しかし、今日は私の体調が良くないせいもあり、なんだかイライラしておっさんに言うてしもた
(しまった!と思ったが、後の祭・・・。)
「あのですね、貴方がうち(弊社)から仕事を取りたいんやったら、事前にコピーしてから来るのが普通やと思うんですけど。うち(弊社)がお願いして持ってきてもらったものやないんですから、いりませんって言われたらどうされるおつもりですか?」
「それやったら、ここへ来る前に、タバッケリーア(tabaccheria、たばこ屋。たばこの他に、郵便切手や収入印紙の販売、コピーのサービスもある。)に行かはったらよろしいんとちゃいますのん?他にも、仕事探してるねん、と履歴書を持って来て、ここでコピー取ってくれと言う人がいますが、その人たちにも外でコピーしてきてもらっています。」
「イタリアではそういうお仕事の仕方が普通なのかどうかは分かりませんが、少なくても私の祖国ではないですねぇ・・・」
(笑顔に戻り
)「じゃ、この名刺と紙(私がコピーした価格表)を担当者に渡しておきますので、後日お電話でも下さい。」多分、もう二度と来ることはないであろう・・・・・。
あそこにはコワくてイヤミなジャッポネーゼが居ると分かったのだから・・・・・。
おっさんがカワイソウや
、と思うくらい、自分でもキツかったな、と後で自己嫌悪に陥った
私は、こう見えてもかなりデリケートに出来ている・・・と思う。悔しくて泣くこともある。
それは、私の日本の家族と夫、あとは数人の友人だけが知ってくれている。
イタリアで暮らすようになってから、というか、イタリア社会で働くようになってから、思ったことは何でも言う、どんどん性格がキツくなってきている自分がいる。そんな自分が嫌になる時がある・・・・・。
しかし、おっさんのやり方を見ていて、これじゃあアカンわ。もっとしっかりせーや・・・
と思ったのも事実である。
履歴書を持ってきて、「(おたくの会社に置いていきたいから)コピーして?」と言う外国人たち(アフリカ系が多い)、履歴書を持ってくるだけまだマシなのであるが(;^_^A(中には手ぶらで来る人もいる)、彼らは先進国(この際イタリアも一応先進国に入れるとして・・・
)で職探しをするにはどうしたらよいか、なんて学校が教えてくれるわけでもないし、経験も無いのである。おっさんは、見た目40代後半。経験もあるであろう。彼らと同じように、訪問先で「コピーしてくれ」なんて、甘いのではないか?ましてや、サービスを売ろうとしている側なのである。
そういえばかつて仕事を探していた頃、ミラノのドゥオモ広場に面しているあるブティックに履歴書をもって行ったことがあるが、
履歴書に写真を貼っていなかった。
(イタリアの履歴書は写真が無くても良い場合もあるので、あえて貼らずに持参した。しかし、ブティックなら、採用側も面接に呼ぶ前にその人の容姿を知りたいであろう。貼っておくべきだった
)お店の責任者に鋭い目で見られ、「写真は?」と訊かれ、かばんの中から取り出すと、
「あらかじめ貼って提出すべきだわ!」とピシャっと言われた。
私「すみません、出直してきます。」というと、「もういいわ。」と一応履歴書と顔写真は受け取ってもらえた。超怖かったが、私が甘かったのだと反省。
(そして後日、面接の呼び出し電話を頂いたのだが、その頃には既に今の会社で働き始めていた為お断りした。)
今日の頑張ってほしいおっさんも、私のように「自分が甘かった」と思ってくれれば良いのだが、
もし逆恨みでもされたら怖いなぁ・・・・・。こんなキツくてイヤミな物言いが続くと、いつか路上で刺されるかも知れんな、
と一瞬思ったのである。

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