カリフォルニア ホーム&インテリアツアー初日。
午前中は、現在フリップ(リモデル)中の住宅見学。
良い立地にある、ふるーい物件を買って、全改修(フリップ)しておしゃれに生まれ変わらせて、利益をのせて再度売りに出すという不動産会社はたくさんある。
また、アメリカの家はほとんどが木造住宅なんだそうだ。
木造住宅でも、余裕で50年以上の耐久力がある。



庭にあったプールをリモデル中。

オレンジカウンティの家は、庭にプール(もしくはジャグジーつき)が多数派。

夏はスプリンクラー制限するほど水不足になるのに、家はプール付きが好まれるという。

もともと砂漠だった土地だから、水の景色が欲しいのかな。私はボウフラとかわきそうで、こわいけど。プールメンテナンスをきちんとやるんでしょう。



つぎにRodger Gardenというおしゃれなガーデン用品、植物、インテリア用品がそろっているショップ併設のカフェFarm Houseへ。開店前から並んでる人気店。


サーモンののってるサラダ。これ一皿でおなかいっぱい。


なんとなく、オリーブオイルを買ってしまう…理解不能な行動をとってしまうのが旅行中のあるある。


午後はアーバインの新築分譲住宅地の見学へ。

この外観↓からはそうはみえないけど、3-4million(5-6億円)の家。

区画の入り口にゲートがあるのでセキュリティは高い。ただ、山に近い家は実際の資産価値は低いそう。窓からの眺めがよくても、山が近いと山火事リスクが高い。


カリフォルニアの高級住宅は、庭にも必ずソファーセットが置いてあって、家の中と外をつなげて広々とつかう。ひーろびろ。

雨は?とか、汚れは?とか、傷まない?とか、そういう現実的でつまらない疑問はすべてわきにおいて、自分の気持ちよさを優先するんでしょうね。

でも、思わず「ゴキブリや蚊はいないんですか?」と質問してしまった。開けっぱなしなんて、害虫が怖くて絶対できない。

ゴキブリはいるみたいだけど、蚊は少ないといっていた…


家の中と外、それぞれにダイニングがある。のーびのび。


2階建てなら、かならず吹き抜けをつくり、さらにひーろびろさせる。


冷蔵庫も最初から作り付けにして、外観を周りにとけこませる。こっちのひとは「壊れたらどうしよう?」とか「メンテが大変」とか考えないみたい。


☑️マスターベッドルームの洗面は夫妻用に2つ。

☑️2つある子供部屋にはそれぞれ独立したシャワーとトイレがついている。

☑️バストイレつきのゲストルームがひとつ。

この、4つのトイレ、4つのシャワー、1つのバスタブのパターンが多い。


掃除が大変そう(と私はまず思った)とかいう発想もない。

アメリカ人、掃除しないのに家は片付いていて綺麗。なぜか?

ハウスクリーナーさんが定期的に掃除するのと、収納場所がたっぷりあるから。

出すなら美しいもの、美しくないなら収納する!が基本…。



この家の価格に、家具は含まれない。

家具は家を売る時に「魅せる」ために不動産屋がレンタルしてきたもので、ステージングとよばれている。

私は、自分の好きや気持ち良さよりも、管理や効率や手間や現実を優先して暮らしていることが、よくわかった。

私には「贅沢は敵」根性が根強くしみついている。

なんか、プールつきの家に住むとか、罪悪感さえ感じる。

プールや庭にソファセットがなくてもいいから、もっと身近なことでインテリアのなかの小さな贅沢を自分に許したい。