朝湯→虎に翼→朝ごはん

朝ドラの「虎に翼」が面白い。
ここ最近の朝ドラのなかでは一番面白い。
どーでもいい私の朝ドラ評…

虎に翼 ◎ 日本初の弁護士資格をとった女性の話
ブギウギ △
らんまん ◎ 植物学者・牧野富太郎の話 浜辺美波は演技が上手い
舞い上がれ ×(途中でみるのをやめた)
ちむどんどん ×(ここ最近で一番つまらない認定)
カムカムエブリバディ ◎
おちよやん × 
エール ◎ 作曲家・古関裕而の話
スカーレット ×陶芸の話?
なつぞら ×広瀬すず?
まんぷく ×インスタントラーメンの話
半分青い × よさがわからない
わろてんか ⚪︎
ひよっこ ⚪︎
べっぴんさん ◎ 神戸の子供服ブランド・ファミリア創始者の話
とと姉ちゃん ◎ 「暮らしの手帖」創刊者の話
あさが来た ◎

スケールの大きい話が好き…
毎日15分てのがいい。
役者は重要…大根はだめ…

丁寧につくられた朝ごはん


まずは別所温泉の常楽寺へ。

白い藤の花が満開で、ジャスミンのような芳香をはなっていた。深呼吸。


北向観音の本坊、常楽寺↓

茅葺き寄棟造り。静か。


別所神社の神楽殿(右)からは、眼下に塩田平をのぞむことができる。


眺めよし。深呼吸。


4km離れた高原のなかにある無言館へ。


先の戦争で亡くなった画学生さんの作品をあつめた美術館↓


修道院か教会のような建物のなかに、戦時中の画学生さんの絵画が収納されている。

辺鄙な場所にあるのに、たくさんの人がみにきていた。

東京美術学校(藝大美術学部の前身)に入ってこれからというときに、学徒出陣で繰り上げ卒業となり、20代で戦地に送られて、戦死した学生さん達の絵。

どの作品にも、命の期限を突きつけられた人にしか表現できない強さと深さ、迫力があり、目が釘付けになる絵ばかり。

自画像が多いのだが、レンブラントよりも良い。

人物像は、ゴッホに並ぶ。

風景画は、モネよりも響く。

絵のことはわからないけれども、すごい良品ばかりなのだ。


入り口にチケット売り場はなく、すぐに静かに絵の世界に入れる。

最後の出口で料金を支払うシステム。

良い。


戦争反対と声高にいわれてもいまいち伝わらないものが、こうして残された芸術作品を通してだとひしひしと伝わる。

音楽や絵画、文学といったものが、英国数理社といった受験に必須の実益知識よりも、最終的に人生においても世界においてもパワーがあると思っているここ最近。

一見無駄にみえるものが、一周回ってすごく大切ってやつ。

彼らが出征のぎりぎりまで描いていた作品は、もっと描き続けたいと思っていた絵は、80年以上たった今、ますます生き生きと見るものに語りかけてくる。