(1)見てるよ宣言

(2)フォロワーの強さがリーダーを強くさせる

(3)フィードバックの仕方

(4)チームで勝つこと

(5)基礎が才能を開花させる

 

 

 

オーディション要素はぜひ動画で見ていただきたいのですが、

ここではビジネス的観点から。

 

 

 基礎の向上には限界がない

 

合宿中は毎日基礎練習から始まり、主催も一緒に筋トレやらボイトレやらやるんですが、

とにかくこの時間をすごく大事にしています。

 

ダンス歴が長くて振り付けなんかを担当する子に対しても

振り付けたり他の子に教えたりしていると、基礎に使う時間がない、だからこそ毎日時間を取って基礎練習をしているとのこと。

 

その背景として「基礎の向上には限界がないから」という話をしていました。

筋トレと同様に1日やったら1日分プラスになるものなんだそうです。

 

これはとくに新人というより先輩、リーダー向けかなと思ったんだけど、

人に仕事を教えるようになると、自分のために使う時間がなくなるけど、

自分にとっての「基礎練」となるようなことは時間を確保して継続してやるべきだなと。

 

それがロープレだったり、資料作成だったり、テレアポだったりするのかもしれないけど

自分の基礎力を向上させることを置き去りにして周りのためだけに時間を使うと、

自分のレベルが上っていかないので集団の上限が頭打ちになってしまうよね。

 

15年プロやっている主催の彼も、合宿メンバーと一緒に基礎をめちゃくちゃやっているから

今が自分史上一番クオリティ高い状態だと。

 

そういえばかつての上司は

どれだけ出世しても日々のテレアポを辞めなかったなとか思い出したり。

 

 

 才能あるメンバーを落とした理由

 

そして先日1人のメンバーの脱落が決まりました

 

めちゃくちゃ華があって、目を引く存在で、

あまり落ちることを想像できなかったメンバー。

 

彼の脱落の理由に基礎の不足が挙げられていました。

順位をつけるのであれば間違いなく上位に入るくらい良いパフォーマンスだった。

ただ、彼はまだ若く、基礎が完成されていない。

 

年内デビューのグループに入れることで

華やかな役割を期待され、どうしても基礎をやる時間がなくなってしまう。

彼に合わせてチームが歌える曲、踊れる曲に制限がかかってしまう。

(実際に元の曲からキーを変えたりとかしている)

 

 

得意分野を補い合うことができるのが

チームで働く強みだと思うけど、

それ以前に全員に最低限の基礎が備わっていないと

理想的なパフォーマンスは発揮できない。

 

チームの平均点を上げることが、

そのチームの強みになる。

 

 

 考えて伝える力も基礎力の一つ

 

また、学校にもなかなか行けなくなってしまうけど、

(必ずしも勉強ができる必要はないが)考える力をつけることは大事、

そのためには教科書の勉強も馬鹿にできないっていう話をしていて

めちゃくちゃ説得力あるなと。

 

主催の彼自身が、オーディションメンバーの長所や課題を的確に言語化しながら、

感覚に頼らない、再現性のあるアドバイスをしていて

かといって紙を読むわけでもなくエモーショナルに伝えていたので、

きっと楽曲制作やライブの演出なんかにおいても自分のオーダーを伝えるのが上手なんだろうなと思います。

 

仕事をしていて日本語下手な人は思ったようにオーダーが通らなくてイライラしたり

「まさかそういう解釈になるとは」みたいな部分でいらんストレスを抱えているように見えるので

やっぱり考えて伝える力は社会人やる上で鍛えていかないといけないところなんだなと。

 

(追記)インタビュー上がってました!