(1)見てるよ宣言

(2)フォロワーの強さがリーダーを強くさせる

(3)フィードバックの仕方

(4)チームで勝つこと

 

 

 

前回のフィードバックで「順位は下がっても評価が下がった人は居ない」という言葉が印象的でした。

何年も歌やダンスを習っている人でさえ、実力を伸ばし、人間的にも成長していく過程が見えて、

頑張っている人たちを応援したい!という気持ちもそうなんですが

主催や運営が彼らをどう導いているか、チームがどうワークしているか、がますます気になるところです。

 

前にも書いたけど、これは人気投票ではないんですよね。

 

今日は合宿第2ステージについて。

6人ずつ2チームに分かれて勝負、負けたチームから脱落が出ます。

 

上位5人を見てみると

1位勝ちチーム

2位負けチーム

3位勝ちチーム

4位勝ちチーム

5位勝ちチーム

 

こんな感じです(一応ネタバレには配慮)

 

で、脱落者が決まったあとに、この2位の彼が泣きながら、

「いつも自分だけおいしい順位をもらって、チームを勝ちに導けず申し訳ない」って

言ってたんですよね。

 

彼のチームは合宿第1ステージでも最下位のBチーム。

個人の順位がつくオーディションだから、自分が2位なら多少は安心しそうなものだけど…

 

はじめは自分が勝ち抜くことばかりを考えていた子たちが

チームは勝てないのに自分だけ良い順位を貰えること(チームを勝たせられないこと)に申し訳無さを感じたり、

はじめはめちゃくちゃ輝いていたはずの子が、毎回チームが勝てなくてどんどん順位を落としていったり

「能力ある人を上から順番に集めたチームをつくる」のではなく

「全員で勝ちに行けるチームをつくる」ために、

集団のなかでそれぞれがどう輝くのかを見られているような気がします。

(負けたチームの中で順位が上と下でどう別れているのかは気になるところ)

 

私達の仕事においても、

1人でできること、1人の能力でカバーできることには限りがあり

自分がどんなにファインプレーをぶちかまし、

個人としてMVPを取ったとしても

チームを勝たせることを考えられなければその先はなかなか苦しいものがあると思います。

 

入社1,2年目で早々にスタープレイヤーとして頭角を現した子ほど

次のステージを見据えてしっかり視座を上げていかなくてはいけないし

マネージャーとして本人の実力は認めつつも、求めている高めの水準を常に示す必要があると感じます。

 

※彼とは逆で、常にチームを勝たせてきた人の話はまた今度